暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ペルソナ3
1780話
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出来ます。また、こちらは去年の年末に発売されたばかりの商品でして、性能も折り紙付きです」

 そう告げて女の店員が見せたのは、15万くらいの液晶TVだった。
 ……まぁ、特に拘りがある訳じゃないし、それこそ金はいつでも、幾らでも手に入れる事が出来るんだから、そこまで気にする必要はないか、

「分かった、じゃあこれを貰う。……ああ、それとTV台は……」
「そちらの方はサービスさせて貰います」

 冷蔵庫の件もあり、俺の事を完全に上客だと判断したのだろう。
 女の店員はこちらの好感度を稼ぎ、リピーターになって欲しいと思っているのだろう。
 どこか別に贔屓の店がある訳じゃないし、それは別に構わないんだが。

「じゃあ、ありがたく貰うよ。……他には何を買うんだっけ?」
「電気ストーブは必須よ」

 ゆかりの意見で、電気ストーブを買いに行く事になる。
 そこでも最新式の5万くらいの代物を買い、取りあえずそのくらいでいいかと精算を済ませる。
 ゆかりがこの店のポイントカードを持っていたので、そっちにポイントを付けて貰うと……うん、まぁ、かなりのポイントを貰えたらしい。
 それは別にいいけどな。
 で、買った商品は空間倉庫に入れて持っていく……なんて真似がここで出来る筈もなく、しょうがないので明日の午前中にアパートまで運んで貰う事にした。
 人がいなければ空間倉庫で収納出来るんだが。
 下手に手ぶらなところを見られると、怪しまれるからな。

「で、次は?」
「布団ね。あの部屋だとベッドとかはちょっと持ち込めないでしょうし」
「それは否定しない」

 ただでさえ4畳の部屋に、ベッドなんかを入れようものなら足の踏み場もなくなる。
 TVもそれなりに大きいしな。
 そんな訳で布団を……こちらも金に飽かせて最高級の羽毛布団やら何やらのセットを購入し、それ以外にも簡単な食器やら調理器具やら服やらといった物を買っていく。
 布団は今日使うという事でそのまま持って、建物の裏で空間倉庫に収納し、他の物も次々に空間倉庫に収納していく。
 一応空間倉庫の中には色々と日常生活に必要な物かとは入ってるんだが……何気にゆかりが結構楽しそうに買い物をしているのを見れば、今日からかった事もあってそれに付き合おうという気にもなる。
 それに、この手の代物は多くあっても困るって代物じゃないし。
 いや、普通であれば、こういうのが幾つもあれば置く場所に困るんだろうが……俺の場合は空間倉庫があるので、その辺りの心配はしなくてもいい。
 そうして全ての買い物が終わると、既に午後7時をすぎていく。

「っ!? あー……夕食の時間が……」
「取っておいて貰ったりは出来ないのか?」
「出来るわよ? ただ、そういうのは前もって申請しておく必要が
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