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この素晴らしい世界にポケモントレーナーを!
プロローグ
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ったから特典付けて好きなアニメ世界に転生させてやるよって感じのやつな。」
「そうそう、んでお前さんもそんな感じで異世界に転生させてやろうと思ってな。」
「え、マジで!?それって俺もアニメの世界に行けるってこと!?」
「うむ、まあ残念ながら転生可能な異世界が今一つしかなくてそこにしか転生できないがな。」
「え、マジかよ。」

どこの世界だよ、せっかくポケモンの世界に行けると思ったのに。ドラゴンボールとかみたいな殺伐とした世界とかヤダよ俺。

「安心せい、そんなに殺伐とはしとらんし特典もちゃんとやるから。」
「ならよし。」

よかった。そんなに殺伐としてない世界でももし戦うことになったとしたら何もできずに殺されちゃいましたとかやだからな。

「んでどこの世界よ?」
「うむ、『この素晴らしい世界に祝福を!』略して『このすば』の世界じゃな。」
「………どこそれ?」
「ありゃ?知らんのか?」
「うん。」

俺その作品知らないんだけど、どんなとこよ?
俺は爺さんからその「このすば」とか言う作品の世界の説明を受ける。
簡単に言うとドラクエとモンハンを足して割ったような感じな世界らしい。
と言ってもそこまで殺伐としている訳ではなく割りとほのぼのした感じでよっぽどのことが無ければ死ぬことは無いみたいだ。
まあそこだったら別にいいだろ。

「もし無理そうだと思ったら町の中でのんびり静かに暮らしてりゃいいし。」
「やる気ないのう、別に構わんが。それで特典なんじゃが3つまでやろう。何が良い?」
「う〜ん、どうしよっかな〜?」

3つか、悩むな。
普通だったらここは反則級のチート能力を選ぶところなんだろうけど、俺そういうの好きじゃないんだよね。
う〜ん…。あ、そうだ。

「生き物って連れて行ける?こういうのってよく生物の創造はダメって言うけど。」
「いや、問題ないぞ。お前さんポケモンを連れて行きたいんじゃろ?」
「あ、わかった?」
「心読めるからな。」

そう、実は俺は大のポケモン好きなのだ。
先ほどアニメの世界に行けると聞いたときに真っ先にポケモンの世界に行けると考えたぐらいポケモンが好きなのだ。
しかし残念なことにポケモンの世界には行けないというので、ならばせめて俺がゲームで愛し続けた相棒達だけでも連れて行きたいと考えたのだ。

「じゃあ1つ目が俺がゲームで使ってた手持ちポケモンを連れて行く。2つ目が…、メガリングとメガストーンて2つで1つの特典扱いにできる?」
「別に構わんよ。あと3つ目に考えてるZリングとZクリスタルも2つで1つ扱いにしてやろう。」
「おお!爺さん太っ腹!じゃあその3つでお願い。」
「よし来た。では転生を始めるぞ。」

そう言うと爺さんは俺に向けて手をかざす。
する
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