月光校庭のエクスカリバー
幼馴染登場
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いるだろうに。
「悩みに悩んだ結果、我々は一つの結論に至った・・・それは、この世界にイケメンが存在していることだった!!」
「そして我々は決断した! ならば、全世界のイケメンを消してしまえば、我らにもチャンスは巡ってくるはずだとッ!」
・・・こいつらの言ってる意味が分からない。
「その第一歩として、この駒王学園にいるイケメン。神咲棟夜と木場祐斗を撲滅すると!」
「総員、かかれーーーーッ!!」
「「「「「「「「「「ウォォォォォォォォォォォォォ!!」」」」」」」」」」
・・・やれやれ。バカを相手にするのは気が引ける。
「よっこいしょっと・・・身の程を弁えろよこのバカども!!」
−ドゴバキベキゴンドガズドンゴガ!−
「「「「「「「「「「・・・」」」」」」」」」」←屍。
まったく。実力差をしっているだろうに、無謀なことをする。これを企てた元凶二人は少々人前には出せない程酷い状態であることには違いない
「「・・・・・・・」」←言葉では言い表せない程、ボッコボになっている元浜と松田。
まぁ、どうせ数分後には元に戻っているだろう。気にする必要はない・・・。
「うおぉ!? 何だこりゃ!?」
「お、一誠か。おはよう」
「あ、おはよう・・・ってそうじゃねぇよ! どういう状態だよこりゃ!!」
「襲ってきたから返り討ちにしてやった・・・ただそれだけだ」
「お・・・おう。そうかい」
目元を引きつらせ苦笑いを浮かべる一誠。ここにお前がいなくて正解だな。
「でもこれどうするんだ? 後10分でHR始まるぞ」
「放っておけ。俺は寝る」
それだけ伝え、俺は椅子に座り直し寝入る。
一誠side
「・・・連絡事項はこれくらいだな」
朝のHR。いつもより少し遅めに起きた俺は、眠気と戦いながら連絡事項を聞き流している。
今日は休日の土曜日。休みがあった教科の補講を行うために学校に来ている。正直言って休みたいのが本音だが、半日授業なのでワザワザ学校に来ている。
この後は俺の家でオカ研の会議を行う。今日は旧校舎を業者に頼んで掃除させると言っているが、これは嘘。部長が言うには、使役している使い魔に旧校舎の全体を掃除させるらしい。
「後一つ重要な話がある・・・このクラスに転校生が入ってくる」
転校生? この時期に?
「先生! 相手は女の子ですか!?」
「女子だ・・・しかもとびっきり可愛いぞ」
「「「「「おぉぉぉぉ!!」」」」」
松田の質問に先生が答えると、男子が色めきだった。本当にお気軽な奴らだ。
「入ってきていいぞ」
廊下に向かって言葉を投げかけると、扉が開き・・・おぉ! 茶髪でメガ
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