蒼雷の恋慕 03
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な?」
「えーっと……うん、問題あらへんよ。というか、ヴィータはどうしたん? 一緒やったやろ?」
「ヴィーたんなら電話してるよ」
電話……まあ管理局から何かしらの確認か、あの子達から相談でもされとるのかもしれへんな。レヴィは手伝ってくれてるけどお客様なんやって注意しようかとも思ったけど、家までは一緒やった感じやし今回は許したろか。
「それよりはやてん!」
「お腹でも空いたんか?」
「それも少しあるけど、すき焼きのために我慢する」
「じゃあどうしたん? ……デザートも作って欲しいんか?」
「出来ればほしい! ……って、そうじゃなくて。ボク、はやてんに聞きたいことがあるんだ」
「聞きたいこと?」
何やろ?
レヴィとふたりっきりで話すことってあんましないけど、レヴィの性格とかは大体把握しとる。料理とかは自分よりも人のを食べたいって思うタイプやし、私とレヴィじゃ仕事内容が違う。それだけに私に聞きたいことが浮かんでこん。
「まあ私に答えられることやったら答えるよ。夕食の準備しながらでええならやけど」
「うん、全然構わないよ。それにボクも準備手伝う!」
「レヴィはお客様なんやけどな……まあ本人がしたいって言うならお願いしよか。買ってきた野菜洗ってくれへん?」
「イエッサー!」
テンション高いなぁ。
まあ私もこういうときあるからうるさいとかあんまし思わんけど。でも落ち着いて話すのが本当の私なんやで。ショウくんとかフェイトちゃんとか大人しい友人が居ったりすると、私が盛り上げないかんって思いで頑張るけど。
「それで……レヴィは何が聞きたいんや?」
「えっとね……はやてんってさ。特別な好きって気持ちを抱いてる相手居るよね?」
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