蒼雷の恋慕 03
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たら夫婦って思うやん。
ショウくんはそんなんで流されるタイプやないけど……なんだかんだでヴィヴィオのことは娘みたいに可愛がってるからなぁ。リインやって私とショウくんの娘みたいなもんなんやから……もっとこっちにも構ってくれてもええと思う。
「というか……ショウくんもショウくんや」
そりゃあ私がもう一度告白するって言ったのが悪いけど、自分から来てくれてもええやないか。
私は最も付き合いの長い異性なんやし……自分で言うのもなんやけど、私そこそこええ女やと思うし。家事だって出来るし、お金だって同年代と比べたらある。愛嬌だってそのへんには負けるつもりないし、好きな相手には尽くす方や。まあ……甘えたりすることが多いかもしれんけど。
「あぁもう……何か年々こじらせてる気がする。もういっそのこと今日押し倒して既成事実を……いやいや、それは奥の手。あまり強引に行って嫌われる方が問題やし……かといって何もせんかったら現状から変わらんわけで。とりあえずまずは美味しいものを作ってポイントを……」
「はやてん、どうかしたの?」
「――っ!? レレレレレヴィ……」
も……もしかして今の聞かれとった?
ま、不味い。これはある意味私の人生終了的な流れや。レヴィ自体は悪意もないけど、今のを他の人に言ったりしたら……
『お、押し倒して既成事実……とかはやてちゃん最低だよ。赤ちゃんってそういうので作っていいものじゃないんだから!』
『はやて……バカなことはするときあるけど、人の道を外れるようなことはしないって思ってたのに』
『小鴉……貴様のこと見損なったぞ。貴様はもう我の友ではない。今後一切話しかけるな』
『既成事実……その手がありましたか。あっ、いえ何でもありません。合意と取らずにやるなんて最低ですよ。せめてお互いに酒で酔っぱらってやったりすれば……』
私の交流関係が終わってまう。
ショウくんに受け入れられんのは嫌としても仕方がないけど、それで友達まで失うんは勘弁や。恋敵として争ってその結果失ってまうんは……まあ仕方ないと思うけど。
ちなみに今のは私の想像での話やからな。誤解がないように言っとくけど……って、今はそれどころやあらへん。
「い、いつからそこに居ったんや!?」
「え、今だけど? はやてんが何か深刻そうな顔してたから話しかけたけど……もしかしてボク邪魔しちゃった?」
申し訳なさそうな顔をしとるけど……本当に聞かれてないんやろか。
でもレヴィはイタズラならともかくこういう時に嘘を吐くタイプやないし。それに下手に聞いたら逆に墓穴を掘る気がする。
けど……既成事実云々のところから聞かれてたらと思うと怖くて堪らん。だって夕方にはショウくんもこの家に来るし。ちなみに朝からはなのはちゃんのとこに行って
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