第8話 原作乖離
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スクをして生活して貰おう!」
「大丈夫かな」
「やりましょう」
「いいか!アンネローゼ姉様の興廃この一戦にあり、各員一層奮励努力せよ!!」
「ラミィー逞しいな」
「ラミィーが凄い」
「女は、こういう時には強いんだ!!、アンネローゼ姉様に談判にいくぞー!」
「おー」
「おー」
こうして隣のミューゼル家に突撃した。
「あら、勢いよく3人ともどうしたの?」
「姉さん実は…」
「ラインハルト、私に任せて」
ラインハルトじゃ旨く言えないだろうから私が説明するのだ。
「ラミィーどうしたの?」
「アンネローゼ姉様、此は極めて重要な話です、心してお聞き下さい」
アンネローゼが3人の気迫に身を正したね。
「父の友人からの話ですが、宮内省が皇帝陛下の新たな寵姫を市井から求めるそうです。その際の決めるモノが15歳ぐらい、金髪、美人と来ています。つまり姉様がドンぴしゃなんですよ」
「けど、私が見初められる事はそれこそ万に一つの確率でしょ?」
「姉上、そんな事言っていないで」
「アンネローゼお姉さんそうです」
「いえ、情報によると、宮内省下級官吏が車でハンティングしている状態だそうです」
「姉さんですから」
「けど、家にいるわけには行かないわよ」
「そこでです、姉様は私の許可が出るまで、髪を染めて、眼鏡とマスクで変装して貰います」
「そこまでしないと駄目なの?」
「姉さんお願いです」
「アンネローゼ姉さんお願いします」
「姉様一生のお願いです」
考えてるな、けどしてくれないとそのまま、寵姫だよ!
「判ったわ、みんながそんなに必死なら変装しましょうね」
「やったー」
「万歳ー」
「よかったー」
早速その日の内に持ってきた毛染めで髪を黒く染めて、ぐるぐる眼鏡と風邪用マスクをした、アンネローゼが誕生しました。もの凄く恥ずかしがってるけどね。
10月中旬、危険なのでアンネローゼと私で買い物中です。
確か買い物の帰りに見つかったんだよね。私もだて眼鏡かけてますよ。
ん?OVAで見た宮内省仕様の黒塗りの車が近づいてきたぞ。
「姉様、恐らく宮内省です、気を付けてね」
「ええ。判ったわ」
ここまで行くとアンネローゼも警戒しましたね。
近づいてきたな、横に並んで此方を観察している。
じろじろ見てるな、ん諦めたのかな、帰って行ったが。
危険だから、遠回りして家へよってから帰るようにしよう。
「姉様、危険ですから一旦我が家によってから帰りますよ」
「ええ、判ったわ」
宮内省官吏コルヴィッツは自らの出世の為に新たな寵姫を探していた、
市井の者を探しまくりながら半月経つが未だに探せられなかった。
あー今日もめぼしい少女がいない。
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