第五章:冥界合宿のヘルキャット/導き手のスレイヴ
Change9:魔王のパーティー〜Determination〜
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な。一応、兄貴の眷属なんだろう?」
「それなら問題ありませんわ。今はトレードを済ませて、お母様の眷属ということになってますの。お母様はゲームをしませんから実質フリーの眷属ですわ」
そうか…。
そういえば、ライザーはともかく眷属はどうなったんだろう?
「そういえばライザーさんはともかく眷属たちはどうしているんだ?確かシンに思いっきりやられていたけど?」
「そのことに関しては大丈夫ですわ。むしろあの方に倒されたことによって自分たちの弱さを知って今は各自鍛えていますわ。まったくお兄様も時分の眷属を見習ってほしいですわ」
あらら…まさか眷属のほうは逆に強くなろうとしているなんて…。
正直そこは俺はレイヴェルに同情するぜ。
「と、ところで赤龍帝・・・・」
「あのさ…その『赤龍帝』ってゆうのはやめてくれないかな?普通に名前で呼んでくれ。皆からは愛称で『イッセー』って呼ばれてるしさ」
「お、お名前で呼んでもよろしいのですか!?」
「お、おう…」
なんで嬉しそうにしているんだ?
「コ、コホン。ではイッセー様と呼んで差し上げてよ」
「様付けも勘弁してもらいたいんだが…」
「いえ…これは重要なことなので!!」
そ、そうなのか…。
まあ、彼女なりに何かあるのだろう。
すると俺たちのところに顔半分を隠す程度の仮面をつけた見覚えのある女性が来た。
「レイヴェル嬢。旦那様のご友人がお呼びだ」
確か俺が倒したライザーの『戦車』のイザベラさんだったけ?
「分かりましたわ、イザベラ。では、イッセー様、私はこれぁら用事ができてしまいましたのでこれで失礼します。今度お会いできたら、お茶でもどうでしょうか?わ、私でよろしければ手製のケーキをご用意してあげてもよろしくてよ?」
そしてほほを赤く染めながらこの場を立ち去ってしまった。
「やぁ、兵藤一誠。会うのはゲーム以来だ」
「は、はい。イザベラさんでしたっけ?」
「私の名前を憶えてくれいてのか?赤龍帝に名を覚えられるとは光栄だな」
「別に俺はそこまで偉くないぜ?」
「赤龍帝は謙虚だな…。そういえば神無月進殿はいらっしゃるか?」
「シンか…?あそこにいる筈…あれ?さっきまであそこにいたのに…」
俺がシンがいた場所を見るとなぜかシンはいなくなっていた。
「そうか…なら神無月進殿に伝言を伝えてくれないか?『貴殿のお陰で人たちの無力さに気づけた』…と」
「ああ、伝えておくよ。それとお茶の件はOKだと言っておいてくれ」
「本当か?それはありがたいな。レイヴェル嬢も喜ぶ。では、私覇用件を済ませたのでこれにて失礼する。兵藤一誠、また会う機会があれば会おう」
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