第五章:冥界合宿のヘルキャット/導き手のスレイヴ
Change9:魔王のパーティー〜Determination〜
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々の小僧だったからな』
そうだったな…。
『今じゃ多少は性欲はあるものの、今では俺の力と真正面から向き合い力をつけているからな』
まあ、そうでもしなきゃみんなを守れないし、それにシンと肩を並べられないからな。
でも部長たちの裸はいつ見ても最高だけどな!!
『まあ、それはそれとして俺にはお前に対して一つ疑問があってな』
ん?なんだドライグ?
『まあな、ここまでのお前を見ていると早すぎる…いや、急激すぎるんだ相棒自身の成長が…』
え…?
俺の成長が……?
『俺は今まで歴代の宿主を見てきた。だがお前は異例どころでは収まらないほどの急激な成長を遂げている』
そんなに早いのか俺の実力の上昇が…。
『ああ、数か月前までただの人間…しかも未成年のお前が、いくら師に恵まれているとはいえ俺自身の力の対応や真価、成長が早すぎるんだ』
確かに……。
俺は数か月前まではただの男子高校生だった。
親もただの人間だし、ヴァーリも戦いの途中の時……。
『君の経歴を調べさせてもらったよ親もその祖先もただの人間…。特殊な存在にも会ったわけでもなく魔術なども関連性はない。君には『赤龍帝の籠手』以外に価値は無い』
確かに俺には特殊な存在は部長たちに会うまではあったこともない。
しかし…少し気になることだけあった。
子供のころあれは自分のおばあちゃんやおじいちゃんに会ってみたいと思い、母さん父さんに相談したら…。
『ごめんね…もういなくなっちゃたの』
と…返事をした。
だけどあの時だけ明るかった母さんと父さんが表情を暗くしていたんだ。
その件に関してはあれ以来言っていないが…。
まさか…な……。
『まあ、今のところ相棒自身に異常はないから大丈夫だ』
そうか…。
まあ…今は暗いことを考えていてもしょうがないな!!
今は今の俺にできることをやるだけだ。
だから今後とも頼むぜドライグ。
『ああ、俺も尽力を尽くそう』
そういえばあいさつ回りの時にほとんどの悪魔がシンを眷属にしていって言っていたな。
正直あの時部長と俺は焦ったが、シンは丁重に断っていた。
まあ、シンが悪魔になる以前に主がシンより弱いから無理だろうけど。
確か…悪魔が『悪魔の駒』を使って転生させる際に主が転生させる対象と力量が過度にオーバーしているとできないって習ったからな。
『まあ悪魔は本来、欲が強い存在だ。それゆえに奴の様な、強者を自分の配下にしたいという者も出てくるのは当然だな』
確かにシンとためを張れる存在なんてこの世にあんまりいないだろうしな。
「イッセー、アーシア、ギャ
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