第五章:冥界合宿のヘルキャット/導き手のスレイヴ
Change9:魔王のパーティー〜Determination〜
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ーターで魔王主催のパーティー会場に向かった。
そしてエレベーターから降りて目の前の扉が開くとまるで一国の王様の誕生会のようなきらめく空間だった。
フロアにはたくさんの悪魔やテーブルに並べられた豪華な料理。
壁には豪華な装飾、天井には豪華なシャンデリラなどがあった。
『おお!!』
すると俺たちがが言ってきたのを感じた悪魔たちがこちらを向いてきた。
どうやら視線は部長に向いているようだ。
「リアス姫…ますます美しさに磨きがかかっておられますなぁ」
「サーゼクス様もご自慢になるのがわかりますな」
部長はどこでも人気なんだな…。
流石だぜ!!
「あれは……」
すると部長に移っていた視線が急に外されある方向に向く。
「あの容姿…あれが今噂の男か……」
「若手会合の時、上層の方々に怒りをぶつけた奴か…」
「良い姿ですわ…」
どうやらシンもかなり有名のようだ。
まあ、婚約パーティーの一件からコカビエル襲撃…そして、旧魔王派の幹部の一人を倒し和平会談に大きな貢献をしたからな。
「さて、イッセー、シンあいさつ回りに行くわよ」
「へ…?シンはともかくなんで俺までなんですか?」
「貴方は赤龍帝なのよ…シンみたいにはいかないけどあなたもそれなりには有名なのよ?」
そうなのか…?
まあ、とりあえず部長についていけばいいか。
「正直俺は断りたいんだが」
「だめよ、あなたわこのパーティー会場内でもかなり名が知られているわ。そんな人物が挨拶もせずにいるなんてだめよ」
「どうしても断れないか」
「ええ」
「……わかった」
なんかシンはこのパーティーに乗り気ではないようだな。
確かシンは貴族とかそうゆう類が嫌いだったからな。
まあ、この場にいるのなら仕方ないか。
こうして俺とシンは部長の後につきながら挨拶回りを始めた。
―○●●●●○―
「はぁ〜……。疲れた……」
部長とのあいさつ回りを終えて、俺とシンはロアの端にある椅子にアーシアとギャスパーとの三人で座っていた。
部長と朱乃さんは少し離れたところで女性悪魔の人達と談話してる。
木場は女性悪魔の人たちに囲まれていた。
正直、本来なら『イケメンは敵だ!!』とか俺ならいうが最近そんな感情が出ない。
なんか、『禁手』に至ってからすっとこんな調子だ。
それに今更思い返してみると『洋服破壊』なんて技を開発した自分が今更恥ずかしくなってきているし……。
『確かに変わったな相棒は。俺と話せるようになる前から威勢の胸部や様々のところに興味津
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