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Dragon Quest外伝 〜虹の彼方へ〜
Lv41 ゼーレ洞窟へ
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 その瞬間、4人は驚きの表情を浮かべる。
「えっ!?」
「ほ、本当ですか!」
「なんと!」
「ようやくね」
 アーシャは書簡に目を落とすと言った。
「ウォーレン様、読ませて頂いてもよろしいかしら?」
「どうぞ、ご覧になって下さい」
「では早速」
 アーシャとサナは封筒を手に取り、書簡に目を通しゆく。
 程なくして、アーシャが口を開いた。
「これによりますと、本人かどうかを確認をする為に、明日、アレサンドラ家の使いの者が来るみたいですわね。という事は、お父様の元へ向かうには、もう少し時間が必要なのですね」
「私のにも同じような事が書いてありました」とサナ。
 ウォーレンは頷く。
「ええ、申し訳ありませんが、そういう事になります。ですが、アーシャ様達の証言内容が間違いないと確認されれば、通行許可証が降りるのにそう時間はかからないでしょう。まぁそんなわけでですな、あと数日、我が屋敷に滞在して頂くことになりますので、そこは我慢して頂きたいのです」
「我慢だなんて、そんな……。私達はウォーレン様に物凄く感謝しているのです。感謝しても足りないくらいです」
「そうですわ。私達がこうしていられるのもウォーレン様のお蔭なのですから」
「それを聞いて私も安心しましたよ。ところで……アーシャ様に少し訊ねたい事があるのですが、よろしいですかな?」
「構いませんわ。何ですの?」
「……訊きたいのは他でもない、コータローの事なんですが……」
 と、ここで、ラティが口を挟む。
「コータローの奴、何かやらかしたんでっか?」
「いや、違う違う。そうじゃない。純粋に好奇心から訊きたいことがあるだけだ」
「そうですか……ちなみに、コータローさんの何を知りたいのでしょうか?」
「どういう素性の男なのか、わかりますかね。昨日、コータローと行動していて、それが少々気になったものですからな」
「素性……といわれましても、マルディラントで冒険者をしているという事くらいしか、私には分かりませんわ」
 どう答えるか、アーシャも悩んだが、とりあえず余計な事は言わないでおこうと考え、無難な返答に留めておいた。
 ここでサナが話に入ってきた。
「不審な点でもあったのでしょうか? コータローさんは怪しい方ではないと思いますよ。私はあの方と行動を共にしてましたので、それは断言できます」
「ああ、そういう意味で訊いたのではありません。ただ……あれほどの腕を持つ魔法使いなのに、冒険者をしているというのが不思議だったものですからな。それでですよ」
「そうですか……。ですが、私もコータローさんの事はそれほど深くは知らないのです。私も兄を通じて知り合ったものですから……申し訳ありません、ウォーレン様」
 アーシャはそう言って頭を下げた。
「いやいや、お気になさらない
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