Lv40 ヴィザーク・ラヴァナ執政区(i)
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さて、では本題に入ろう。まず、クリースト殿の現状だが……非常に不味い事になっている。貴殿も既に聞き及んでいるかもしれぬが、このままいくと、もう刑は免れぬであろう。今はヴォルケン法院長と私で、なんとか採決を遅らしているが、それも次の審議で最後になるかもしれない。10日後にある次の審議では、採択を迫られる可能性が高いのだ。つまり、もう逃げの一手は打てない情勢になりつつあるのだよ」
「そうですか……もう時間がないのですね。では一刻も早く、私はヴォルケン法院長に会わねばなりません。そちらの手筈はどうなってますでしょうか?」
「うむ。そこでだ、貴殿には7日後の夕刻、ヴォルケン法院長に会えるよう、私がこれから調整する。だからその間に、貴殿の方も準備をしておいてもらいたいのだ。もう後戻りは出来ぬ故な……」
「ええ、わかっております……」――
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