暁 〜小説投稿サイト〜
提督していない提督による騒がしい日常
横須賀の秘密、「B-8Alt」
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第1、グリーン
第2、グリーン
第3、グリーン
第4、グリーン
第5、レッド
『同調可能、自我を失う可能性アリ』
『実行しますか?』
「シナイ」
『了解、同調終了』
終了した途端に彩は汗をかきながら地面に座り込んだ
「ん、すこし足んなかった様だな」
俺は彩に手を差し出しながら声をかける
「タリナイ、ジガガヨワイ」
他人の意識を入れると拒絶反応が出て、自我を失うタイプのようだ
「彩と楓は風呂にでも行ってこい、服は...飛龍と蒼龍のでいいか?」
俺は頭の上に飛来している烈風に指示を出して、2人には付いていくよう促した
「やっぱり俺しかできないのか?アル」
「イママデミテキタナカデ、マスターイジョウノテキセイハイナイ」
「そっか、まあいいよ」
居たとしても俺以外に出させるわけにはいかないからな
「俺は戻るけどアルは来るか?」
「ホウショウ、イキタイ」
完全にハマりやがって...
「じゃあ行くぞ、そろそろ夕方だし」
アルを連れて、倉庫を後にした

あの後、アルが倉庫に戻り、いつも通り飛龍と蒼龍と部屋でのんびりしていると
「アルって変わってるよね」
と蒼龍が言い出した
「なんだ?いきなり、ここに変わってないやつなんていねぇだろ?元々」
「あれ?私まで変わり者になってるよ?」
自分は普通だと思っていたらしい
「まあ確かに、見た目は深海棲艦なのに艦娘側の艤装は出せるし、普通にご飯食べてるしね」
飛龍が同意する
「いいんじゃねぇか?ここでは変わってるくらいが丁度いいんだよ」
そう言って俺は立ち上がる
「あれ?どこ行くの?」
「...イベントやんの忘れてた」
「「ご愁傷さま、おやすみ」」
2人は息を揃えて同じ言葉を言い、1組の布団に入った
ご丁寧に真ん中を開けて
「さすがに眠いけどやりたいから回さんとな...」
俺はぶつくさ小言を言いながら部屋を出ていった
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