横須賀の秘密、「B-8Alt」
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いは処理しといてやるか」
俺はしぶしぶ椅子から離れ、書類をすることにした
ぼけーっとしながら執務をしていると外がなにやら騒がしい
なにごとかと思い、窓から顔を覗かせる
門で憲兵と誰かが言い争っている
「うーん、どっかで見たことあるなぁ、あいつ」
俺は執務室から出て、門へと向かった
近くにいくにつれて喧騒が聞こえるようになってきた
「やっぱりか...」
俺は眉間を軽く抑えながら迎えに行ってやった
「あぁー!!彰人!!」
「あ、久保さん、どうにかしてくださいよこの人...」
なにをやってんだこいつは...
「いいよ、通してやってくれ」
俺は口添えをしてそいつを通してやる
「今回は何のようだよ、白崎」
一応説明しておくが、こいつは白崎 楓
がさつでうるせぇやつだが戸籍上は女だ
「暇だから来てやったのよ」
「俺は暇だけど暇じゃねぇし呼んでねぇ」
俺は踵を返し、鎮守府へと戻っていく
「ちょ、置いてくなし!!」
パタパタと後ろをついてきた
「彩は今日は連れてきてねぇのか」
「うん、聞いてみたけど寝てるって」
俺はポケットから携帯を取り出して操作を始めた
「あ、彩?今日なんか楓来てるんだけどおまえも来....即答かよ」
「えっ!?彩呼んだの!?」
それに頷き、門の警備をしてる憲兵にそのうち来るだろうとのことを伝える
「えーっと...立川 彩乃...さんでいいんですね?了解しました」
今度こそ元来た道を引き返して鎮守府に戻った
執務室へと通した楓に問いかける
「今日何しに来た?」
「なんにも考えてない」
俺は呆れてため息が出た
「よし、じゃあ3つ選択肢をやろう、一つ目、大淀の講座という名の愚痴聞き」
「うわっ、まともじゃねぇ」
「黙ってきけ、二つ目はロマンのための実験、最後の三つ目はとある駆逐艦達と追いかけっこ」
「どうせなら私は三つ目を選ぶぜ!!」
ふむ、1番酷なのを選んだな、こいつ
通信機を取って鎮守府全体に連絡を入れる
「島風、雪風、時津風、以下の駆逐艦3名は至急執務室へと」
そこまで言うとドアが勢いよく開いた
「なになにー?提督ー!!」
「なんですか司令ー?」
「時津風になにか御用?」
言い切る前に3人が揃った
「えっと、新しい遊び相手、白崎 楓ってやつ」
「よ、よろしくね?」
3人ははしゃぎながら白崎を連れて出ていった
「飛龍、そっちはどう?」
通信を切り替えて飛龍に繋ぐ
『ん、特に無いよー』
「そっか、アルにいいもん食わしてやれよ」
『あいあーい』
通信を切って外を見る
また憲兵が誰かと話している
あ、通した
「あいついつも来るの早いよな」
俺は玄関まで迎えに行った
「よお」
「や」
執務室へと向かう途中で居酒屋鳳翔に向かった
「おっす、
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