第五章:冥界合宿のヘルキャット/導き手のスレイヴ
Change8:修行の終わり〜Beginning of fate〜
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ラー服から煙管を取り出し火を着け吸い始めた。
「てか、羽衣は煙草じゃなくて煙管なんだな」
「昔からこれがいいのじゃ。何せ煙草よりも使い勝手がいいからのう」
そうか羽衣はかなり昔からいるから煙管のほうが慣れているのか。
まあ、羽衣は煙管が似合うだろうしな。
そして雑談が始まった。
「それにしてもシンは時々年寄り臭い発言をするのう」
「あ〜わかるよ羽衣さん。マスターは時々年長者っぽいこと言うからね」
「そうか?」
俺としてはそこらへんは意識していないのだが…。
「まあ、シンさんならそうなるのも当然でしょうね。まあ、私の推測ですがシンさんは一部を除いて人生経験豊富そうですから」
俺ってそこまでとし食っているように見えるのか?
いちおう高校生でも通るような見た目なのだが…。
「そういえば、ライザーと始めてあったときも、ライザーのことを『若造』って言っていったよ」
「それに高校生とは思えない雰囲気を出していますからね」
え、え………。
そこまで俺って高校生に見えないのか…。
てか、さっきから聞いてみれば俺が人生経験豊富とか…。
言った周りの皆は俺をどういった目で見ているんだ?
「てかさっきからなんで俺に関する話なんだ?」
俺はとりあえず会話の方向性を変えるために聞いてみると……。
「マスターは話のネタの宝庫だから?」
「シンは面白いから?」
「シンさんは未知ですから?」
なんか俺って変なのかな…。
こうして雑談は俺のことで盛り上がり数時間後に解散した。
どうしてだろうか、こう平和な時はやけに俺が疲れる気がする。
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