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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica2-A特殊機動戦闘騎隊〜The 0 th Extra Force〜
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ンへ連行後、手筈通りにリニアレール下り線に乗車し、エントランスフロアへと移動する」
『了解。エイダー3、あなたの居る階層がわたし達の中で一番上なの。というわけで、あなたの乗る便にわたし達も乗車するから、便のナンバーを教えて』
『了解よ〜。えっと、B-8492便の下り線に乗――』
クララがそこまで言い掛けたところで、『こちら管制室。管理局の皆さん。連行専用車両を御用いたします』という通信が入った。モニターには先程助け出した管理人の1人が映っている。俺たちはお言葉に甘え、特騎隊の居る階層にだけ停車する貸切リニアレールを用意してもらった。それからしばらくステーションのホームで待機する中・・・
「で? お前たちは軌道エレベータを占拠して、一体何をやらかそうと考えていたんだ?」
連中の未だに出されていない要求が何だったのかを訊ねる。リーダー格らしい男が「俺ぁ、元はここのアルバイト従業員だったんだ」と身の上話を始めると、他の4人も元従業員だと教えてくれた。しかしその素性が管理世界で有名な一大マフィア・アウロラファミリーの一員だったことが知られ、解雇されたらしい。
「その腹いせに軍艦シーサーペントを持ち出して、占拠したというわけか・・・?」
「それもあるけどよ。ファミリーの看板を舐められっぱなしで終わらすんじゃねぇって、俺たちの親から叱られちまって・・・」
アウロラファミリーの本気というものを次元世界に轟かせるため、派手に世界1つを敵に回してみようとのたまった最高幹部の1人が居たらしい。ソイツが連中に命じたのはエレベータの破壊。正直、馬鹿としか言いようの無い愚か者だ。
「その割には命じられたままに破壊などせずに占拠を選んだのは何故だ?」
「俺たちこの世界の出身なんだよ。ガキの頃から軌道エレベータを眺めて生きてきた」
「アンバーが管理世界入りする前にファミリーにスカウトされてさ」
「ガキだったからさぁ、俺たち。異世界とかマフィアとか、憧れてんだそういうのに」
「気付けば悪さばっかやってて・・・。ファミリーを抜けようにも根性無くて・・・」
「そんな時にアルバイト募集をやってんのを知って・・・。俺たちは揃って応募して合格。2年と働いて来たんだ」
連中は言った。エレベータやそこに暮らす住民、働く関係者に愛着があったのだと。だから破壊する真似だけは出来なかったと。ま、連中の事情など知ったことはないな。俺にとって重要なのは「軍艦はどこで手に入れた?」だ。
「さっき話した親が持ってたモンだよ。ドン・アウロラがプライソンと繋がりが合ったみたいでさ」
「なるほど。じゃあ、コイツらに会ったことは?」
展開したモニターに、“スキュラ”姉妹を暗殺した奴らを表示させる。連中は口をそろえて、知
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