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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica2-A特殊機動戦闘騎隊〜The 0 th Extra Force〜
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結果その呼び名が広まってしまったようだ。
「いい判断だ。ほら見てみろ。お前たちの仲間も確保されたぞ」
監視カメラ映像が流れているモニターに、同僚のシャル達が被疑者をバインドなどで拘束している様子が映し出されていた。シャルとクラリスとクララはカメラに向かってピースをしているしな。とにかくシャル達も、何も問題なく逮捕できたようでなによりだ。
「おい! あの刀持ち! 剣神イリスじゃねぇか・・・!?」
「あっちは闘神アルテルミナス!?」
人質となっていた関係者を「大丈夫ですか。怪我をしている方はいますか?」と解放している中、連中は悲痛な声を発し続け、さらに「なんだありゃ・・・!」と連中の口からそう漏れたのが聞こえた。
「
戦艦
(
シーサーペント
)
が凍り付いてやがる・・・!」
「じゃあ、あの凍結は氷神セレスかよ!?」
「ひょっとして、俺たちを捕まえに来たのは本局の特騎隊・・・!」
若干涙目な連中がモニターから俺へと視線を移してきた。二つ名に神が付くようになった俺とシャルとルミナ、それにセレスは、ただその功績だけでなく管理局規定の魔導師ランクがSS+ということもある。ちなみに俺たちより1つ下のSSランクであるクラリスやミヤビにも二つ名はある。
「最強部隊、遭ったら即アウト、人型戦略兵器、管理局の本気、犯罪処理屋、破壊の化身、と呼ばれるあの血も涙も無い化け物部隊・・・!」
酷い言い草だ。だが実際に犯罪者界隈からそう呼ばれているのも事実だ。溜息を吐きつつ、「こちら管理室。被疑者5名を逮捕。捕らわれていた関係者もみんな無事だ」と通信を入れる。
『了解。そっちの監視カメラから確認できてるだろうけど、ステーションの被疑者も確保完了!』
シャルに続き、ルミナ達も『こちらも確保完了!』と報告を入れてくれた。ここ以外で人質になっていた人たちも無事なようだ。解放したばかりの管理者たちが「ありがとうございました! 急いで運用を再開します!」と所定のデスクに着き、空間キーボードのキーと打ち始めた。
「さてと。これからお前たちを連行するわけだが。逃げないと誓えるなら自力で歩けるようにする。誓えないのならこのまま引き摺っていく。どうだ?」
「アンタを相手に逃げようなんて馬鹿な真似、出来るわけねぇだろうがよ」
リーダー格らしいブラックスーツ姿の男が言い捨てると、他の4人も「ああ」と観念したように頷いた。カムエルを解除し、連中の両手首に手錠を掛ける。床に転がっているデバイスや質量兵器を1ヵ所に集め、使用できないように封印処理を施しておく。あとは後続で来るアンバー地上部隊に預けてしまえばいい。連中を引き連れながら管理室を出、ステーションへと移動を始める。
「こちらナイト2。これより被疑者5名をステーショ
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