お菓子の国の物語(5)
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グッ! ハグハグハグッハグハグハグッハグハグハグッハグハグハグッハグハグハグッハグハグハグッハグハグハグッハグハグハグッハグハグハグッハグハグハグッハグハグハグッハグハグハグッハグハグハグッハグハグハグッハグハグハグッハグハグハグッ!!」
たりないの
食べても食べても たりないの
いくら食べても満たされないの
「もっと……」
「申し訳ありません、ラプンツェル様。
材料が…お菓子を作る材料が底をつきました…」
「ハ?」
「材料がなくてはお菓子が作れません!!」
「お菓子が……ない?
アア……アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
ふざけないでなの! お菓子を持ってこいなの! 今すぐに!!」
「し、しかし…我々は森から外には出られません…ので…その…」
「……そう…だなの」
「…へ?」
不意に???お姉チャンが言っていたことを思い出したの
『なにイッてんだ、ラプンツェル。
遊ぶ相手がいないのなら、自分でウめばいいんだよ』
そうなの… 材料がないのなら お菓子がないのなら
アタチ
「自分で作ればいいの」
「ラ、ラプンツェル様…?」
「おこってワルかったの…、ちょっと一人にしなの」
「は…はい了解でございます」
アタチはアタチの部屋にこもって準備するの
美味しい 美味しい お菓子を 永遠に食べ続けられる
アタチだけの国を作るためになの
「キャハ♪ キャハハ♪ キャハハハハハハハハハハハハハハハハハ
ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ♪」
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