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太陽は、いつか―――

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れないかは分からないけど、どちらにせよプラスが大きいじゃないですか。
歯止めが効かなくなりそうなので、しっかり自制していこう。そしてその上で、マルガにも抑えてもらおう。

「じゃあ、別のことで埋めるしかないわね」
「別のこととは?」
「デ・エ・ト、よ。楽しいことをすれば、嫌な夢なんて見る余裕はないわ」

そういって、ウインクを一つ。ああ、なるほど。その通りだ。
父さんが封印した記憶が、マルガとの契約で解けて。その結果変な夢を見たのならば。
そんなもの塗りつぶすくらいの一日を過ごすことが出来れば、悪夢なんて見ないに違いない。

「じゃあ、食べ終わってから変装の方お願いします。足りないものとかってある?」
「大丈夫よ、カズヤ。カズヤのだけだと確かに難しいけど、お父さんにお兄さんのも使えばなんとでもなるわね」
「さっすが。いい男に仕上げてくださいな」
「素材がいいもの、私も腕の振るいがいがあるわね」

そういうことなら、全力でお任せしよう。

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