暁 〜小説投稿サイト〜
日本を今一度
能力
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
だ」
苦々しい顔をする彼に、実体験であることが伝わってきて…。梦見は苦しくなってしまった。
「ま、この第三の目だけは役に立つけどな。見たものの能力が分かるんだ。梦見のも分かるぞ」
どうだ、とばかりにドヤる社長。…全く、この人は。
ん?待って、今とんでもないこと言わなかった?
梦見は慌てて聞き返した。
「私の能力!?」
「あぁ、君にも能力がある。気が付いていなかったみたいだがな」
え、え?能力?私に?
梦見の頭の中が?マークでいっぱいになる。今まで、能力者というものの存在すら知らなかったのに。
困惑のあまり固まっていると、社長室のドアがバンッ、と開いて、黒髪のスーツ美女が飛び込んできた。
「来客中失礼します。社長、政府からの依頼です」
「仕事か…丁度良い。梦見、紫翔、モニター室に行くぞ」
混乱している梦見をよそに、社長はとっとと廊下に行ってしまう。
「梦見はんも」
紫翔に差し出された手を取り、梦見も慌てて駆け出した。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ