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遊戯王ARCーV 宝石商一家の長男が征くデュエルロード
2話 馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前
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ンタメデュエルの象徴ってわけか」
余裕かまして先輩ヅラ。
遊矢のあと手札一枚は気になるけどこのターンは負けないもんね!余裕だもんね!(震え声)
「ええ、彼らこそ私の頼もしい仲間達です!では、バトーーー」
「おっと、そいつは待ってもらおう。俺の方にもエアーマン以外の頼りになる仲間がいてな」
「このタイミングで…?真也さんのデッキは融合デッキなんじゃ…?」
「まぁそうだけどな。変わり種がいるんだ、見せてやるよ……速攻魔法発動、[マスク・チェンジ]!!」
俺がその発動を宣言すると同時にエアーマンが光りだす。俺はエアーマンの邪魔にならないよう、近くの柱の横棒の上に飛び降りた。
「チェンジ…?融合じゃないのか!?」
「このカードは場の[HERO]モンスターを、同じ属性の[M・HERO]へ変身させる!HEROらしいカッコいい変身を見せてやれ、エアーマン!」
エアーマンは俺の言葉に応じるようにさらに強く光りだし、次々と新しい装甲を纏い、姿を変えていく。
「駆け抜ける疾風よ、英雄に宿りて敵を惑わせ!!変身召喚![M・HERO カミカゼ]!!」
M・HERO カミカゼ
レベル8 風
2700/1900
現れたのはエアーマンとは異なる緑色の戦士。相手の攻撃を制限し、戦闘破壊耐性を持つ場持ちのいいモンスターだ。
『変身召喚……カッコイイ!!』
おぉ、子供からも大好評だ。よかったよかった。
『変身…痺れるゥ!!』
さっきから痺れてばっかだなあの子。
「変身召喚とは言ったがこいつらも融合モンスターだ。さて、遮って悪かったな。俺のとこもメインキャストの一人に登場してもらったとこでバトルといこうか?」
「……あ、あぁ!ハンマーマンモで伏せを手札に戻すつもりだったけど、ここは攻める!!オッドアイズで、カミカゼを攻撃!この時、星読みと時読みの効果でペンデュラムモンスターのバトル中、魔法罠を封じる!ホロスコープ・ディビネイション!インバース・ギアウィス!」
遊矢が乗ったオッドアイズが飛び上がり、カミカゼにブレスを撃つ構えをする。
しかしーーー
「〈螺旋のストライクバースト〉!!」
「〈ソニック・カノン〉」
「よし、これでーーーなっ!?」
遊矢が見たのは、オッドアイズのブレスを突き破ってきた、光に包まれたカミカゼだった。直後ーーー
「ぐっ!?オッドアイズ!!?」
遊矢
LP 4000→2100
零距離でカミカゼの掌底から放たれた攻撃を受けたオッドアイズは破壊され、乗っていた遊矢は放り出される。
『え、今何が…!?』
『見て!あのお兄ちゃんのモンスターの攻撃力が!!』
M・HERO カミカゼ
ATK 2700→5200
「攻
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