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ソードアート・オンラインーツインズ・リブートー
SAO:tr5―ジョーカー―
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ウセツとの変態連携技をやるのか。

「……前から思っていたんだけどさ。そろそろ名前つけない?」
「名前?」
「だって、あれとか連携技とか変態連携技とか言っていたけどなんか不便な気がするじゃない。今後も何度もやるんだったら名前つけた方が特別感とか私達の切り札感があっていいじゃない」
「……それもそうね」
 
 あら、案外とノリ気なんですね。てっきり否定してくると思っていたから反抗材料としての台詞を取っておいたんだけど、話が早くて助かる。

「なら今日から変態キリカにしましょう」
「却下!」
「どうして?」
「冷静にきょとんとしているけど、それただの私の悪口になっているからね」
「だって貴女が変態連携技と言っているらしいじゃない。一度もそれを聞いていないから貴女の中では定番化しているんでしょ?」

 た、確かに私とドウセツのやるあのテクニックを変態技とか変態連携技とかって何かと変態ってつけているけども。

「私の名前を入れてくれるのはありがたいよ。だってドウセツが私の事を意識しているんだもの」
「いえ、別にそこまでは意識したつもりはないのだけど?」
「その素っ気ない態度……全力で否定さてるよりもきついのですが」
「そんなに不満ならキリカの変態ってつけましょうか?」
「並べ替えただけだし助詞つけただけで結果として変わってないよ! つうか変態ってつける意味はないじゃないの?」
「……特にないわ」
「ないんかい!」

 私はうろ覚えの芸人の様なツッコミを大げさに披露した。
 そしたら冷ややかな目で見られた…………私、泣いていいかな?

「とにかく変態キリカもキリカの変態も却下。もうちょっと切り札的な名前にしようよ。例えばさ、私とドウセツのラブラブアタックとか」
「もうめんどくさいからジョーカーにしましょう」
「無視しないで!」

 きっとドウセツは私とドウセツのラブラブアタックという必殺技名が恥ずかしいからスルーしているに決まっている。
 きっとそうに違いないと……思うもののドウセツの表情を見る限り恥ずかしい感情は一切見られなかった。そしてドウセツは私を話を拾う事はなく話を続けさせた。

「私と貴女にとってあの連携技は切り札として十分な強さを持っているわ。切り札は英語でトランプ。トランプの中でも基本的に一番強いのはジョーカー。だからもうそれでいいよね」
 
 ちゃんと考えているのだったら、私を変態扱いにする流れはなんだったの? そもそも私のことを変態扱いする必要は一切なかったよね?
 確かにあんまり凝った名前をつける必要はないし、私とドウセツの変態技は切り札として相応しいのだろう。何よりもジョーカーという響きは文句なしでかっこいい。
 ジョーカーで問題ない。問題ないんだけどさ……どうしても私
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