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ソードアート・オンラインーツインズ・リブートー
SAO:tr5―ジョーカー―
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し、そうしよう。

「それで、何で貴女はギャルゲー好きなの? あれは現実逃避する男子がやるものでしょ?」
「そんなことないと思うよ?」

 とりあえずドウセツにバレてしまったので私は正直にギャルゲーの素晴らしさをドウセツに語ることに話にした。
 
「いやぁ……ギャルゲーはいいよ。なんだって可愛い女の子と恋愛できるなんて夢の様なものだと思うんだよね。しかも泣きゲーとかストーリーとかいいと、もうほんと泣けちゃうんだよねーこれがまた。あの子が私のことを好きでいてくれる……それがもうたまらんのですよ! 女の子可愛いは正義! 可愛いは本物だね!」
「気持ち悪い、変態、末期」
「ちょっ、ちょっと! なんなのその三連続罵倒は!?」
「どうでもいいけど、もうちょっと上手く話せないの?」
「どうでもいいけどってなんだよ! 言葉で足りないくらい素晴らしいものなの、ギャルゲーは!」
「ちょっと近づかないでくれる、レズ変態」
「おい、それは待った。ドウセツは誤解している。確かに私は女の子好きだよ、可愛いし良い匂いするし、でもそれって女の特権だと思うんだよね!」
「なるほど、本当は男なのね」
「断言する様な言い方しないで」
「異性一卵双生児って滅多にならないでしょ? なら、貴女が本当は男なら何も違和感ないはずよ」
「その発言が違和感ありまくりなんですが!?」
「上手いこと言っているつもりだろうけど、イマイチだから」
「態度も発言も手厳しいよ!」
「近寄らないで、レズ変態のおっさんに襲われたたまったものじゃないわ」
「何もかも間違っているから!」
 
 私を避けるように、一人で勝手に行ってしまうので私は誤解を解くためにも必死で離れないように後を追いかけていると、ドウセツがいきなり立ち止まった。

「ドウセツ?」

 ドウセツが急に立ち止まった理由は私の索敵スキル、索敵可能範囲のぎりぎりでプレイヤーの反応があったからだ。しかもそこに集中してみるとプレイヤーの存在を示す緑色のカーソルがいくつもあったのを確認できたのだ。
 私は何かあると思って、マップを開く。索敵スキルとの連動によりプレイヤーの数を確認する。その数、十二の緑の光点が浮かび上がっていた。
 ドウセツも確認しているはずだけど、一応聞いてみるか。

「ねぇ、ドウセツも確認できた?」
「貴女よりも早く確認できたわ」

 そこ比較する必要あるのか?

「オレンジじゃないから犯罪者プレイヤーの集団じゃない……なら、この集団の人数と縦二列の並び方と行動はほぼ間違いなく、“あれ”だよね」
「あれって言うけど忘れたの?」
「忘れていないわよ! 私は『軍』じゃないかと思っているの」
「そんなの直接見ないとわからないわよ」
「私だって完全にわかっているつもりで言ってね
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