お菓子な森(2)
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『ポッポッポ〜』
『ニゲロ〜ニゲロ〜』
「アハハハッ♪」
『怖い怖い〜赤ずきん〜』
『やってくるぞ〜』
「追いかけっこでアソブのね♪ アハハッ、マテ待て〜♪」
『ぐあああ!!』
「赤ずきんさん楽しそうですね」
「…だな」
楽しそうに森の住人を追いかけ殺していく赤ずきんの後をついて歩く。
『ポッポッポ〜』
『マヨエ』
『サソエ』
『ココはお菓子の森』
『迷いの森』
『あのお家へサソエ』
『サソエばもうオワリ』
『オワリ〜オワリ〜』
『死んでも出られない』
『『ここは〜お菓子な森〜〜〜』』
「……?」
「あれは……家でしょうか?」
住人を殺して回る赤ずきんについて行くと、お菓子で出来た家に辿り着いた
お菓子で出来た家
お菓子の家
………なにか引っかかるモノがある これはなんだ?
『ブツブツブツ…』
「あっ。あそこに誰かいますよ」
ピノキオが指さす方向には
『ブツブツブツ』
鳥籠を大事そうに抱えた少女がいた その目は虚ろでまるで生気を感じない。
「あの人もこのおかしな森の住人でしょうか?」
「だろうな。見ろ、奴らあの少女の後ろに隠れようとしている。
あの少女が此処の主のよ
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