着任〜艦隊合同作戦
加賀ちゃん初めての演習 前編
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ますけど私はハーフですが生まれも育ちも日本ですからね」
「日本だから余り関係ないわね」
と、アイオワが区切りをつけると武蔵が
「加賀、気になることがあるのだが」
「何かあったの?」
「小さい方の加賀がずっと私を見てるのだが」
「興味があるんだと思いますよ、大和型の戦艦を見たこと無いからですかね。後、加賀ちゃんって名前があるのでそう呼んでください」
加賀ちゃんは、新しい装備を見たときと同じくらい目がきらきらしている
「自分と同じ名前の子供にちゃん付けとはな」
「私と提督の子供ですので、彼がそう言いました」
武蔵が夫婦で仲が良いのだなと返し加賀ちゃんを見て
「で、加賀ちゃんとやら、私に何か用があるのか?」
「私と演習で戦ってください」
「そうか、演習がしたいのか。ならメンバーを選ばないとな」
「いえ、一対一でお願いします」
それを聞いた加賀ちゃん以外が驚いた
「加賀ちゃんそれは幾らなんでも無理です」
と加賀が止め
「空母対戦艦ですよ加賀ちゃん、かなり不利ですよ」
サラトガもそう言ったが
「加賀ちゃんから言ったから良いじゃない、もしものために提督がいるでしょう?」
アイオワは止めなかった、すると加賀が
「そんなことしたら、あの人武蔵の砲撃撃ち落として加賀ちゃん有利に絶対しますよ?」
「それもそうですが、なら誰かが提督縛ればいいんじゃないですか?」
加賀が言うと加賀ちゃんがそう言ったのでノーとは言えなくなった
「そこまで言うなら仕方がありませんが、無理だけはしないで下さい」
「分かりました、では武蔵さん午後六時頃に演習海域に来てください」
加賀ちゃんが武蔵に言うと
「良いだろう、お互いに楽しむとしよう」
と、返し戦艦寮に向かった
「で、提督の監視は誰にするの?」
「大和とか金剛達ですかね?」
「その辺だと彼に歯が立たないと思いますよ」
「加賀さん詳しいのね」
四人は誰が宮本を監視するのかを話し合った結果
「アイオワさん、お願いします」
「まぁ、私でも抑えれるか分からないけどやってみるわ」
「提督ってそんなに強いんですか」
加賀ちゃんがサラトガに聞くと
「そうね、私達3人でギリギリ勝てるか分からないくらいかしらね」
「そんなにですか?」
「ちなみに、加賀ちゃんには絶対負けるわね」
「彼、加賀ちゃんに甘いですからね」
「敵じゃないだけで幸せと思うわよ彼の本気は」
「では、演習に行ってきます」
加賀ちゃんが一人演習海域に向かった
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