第1話 自分、提督になる気ないんで
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貴利矢は広島の呉鎮守府に到着して少し驚いていた。
門は片方が外れかけており今にも壊れそうだ。
「オイオイマジかよ」
貴利矢は芝生が爆発で15ヶ所も穴が空いてるのを見て少し不安に感じていた。
ーーー鎮守府の玄関ーーー
鎮守府に入ると一人の少女が立っていた。
「あっ!」
少女は貴利矢を見て震えていた。
「あの〜嬢ちゃん、悪いんだけど提督室ってどこにあんの?」
貴利矢はそう少女に聞いた。
「えっと、あなたは?」
少女は貴利矢をじっと見て聞いた。
「自分は新しくこの鎮守府に配属された九条貴利矢だ」
貴利矢はそう言って片手を少女に差し出した。
「えっと、提督室はこちらになります」
少女は震えながら貴利矢を提督室に案内した。
「やっぱり何かあったんだな」
そう言って貴利矢は歩き出した。
ーーー提督室ーーー
貴利矢は提督室に入り少女を見て話をした。
「君名前は何て言うんだ?」
貴利矢は少女に聞いた。
「えっ?」
少女は貴利矢の一言に驚いていた。
「名前は?」
貴利矢は少女に聞いた。
「えっと、特型駆逐艦一番艦吹雪です!」
そう吹雪は貴利矢に言った。
「吹雪ちゃんか、いい名前だな」
貴利矢はそう言って提督室を見ていた。
「あっ!あの、今から先輩達を呼んできます!」
吹雪はそう言って提督室を後にした。
「やっぱり何かあったんだよな」
貴利矢は片手に持っている荷物から何かを取り出した。
「永夢元気にしてるかな?」
そう貴利矢は片手に写真をじっと見ながら言った。
コンコン
誰かが提督室をノックした。
「どうぞって言っていいのか?」
貴利矢はそう言って頭に?マークを浮かべていた。
「失礼します!」
中に入ってきたのはアと書かれた甲板の様な物と黒髪でロングヘアーの女性と片方のポニーテールの女性が立っていた。
「えっと、お宅らは?」
貴利矢はそう二人の女性に聞いた。
「私は赤城型一番艦の赤城です」
赤城はそう貴利矢に言った。
「赤城か、よろしくな自分は九条貴利矢だ」
貴利矢はそう言って片手を差し出した。
パチン!
貴利矢の片手を叩いたのは加賀だった。
「あなたの手を握る必要はありません」
加賀はそう貴利矢に言った。
しかも目付きは完全に人を殺してもおかしくない感じだった。
「加賀さん相手は仮にも提督よ」
そう赤城は加賀に言った。
「何かあったんだろ?」
貴利矢はそう赤城と加賀に聞いた。
「・・・に」
加賀は小声で何かを言った。
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