第五章 Over World
これが俺たちの出会いだね
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した。
彼女たちは仕事をしない、と
つまりはこういうことだったのだ。
戦いを放棄しても、ソウルジェムは日々自然と濁る。
ゆえに、魔法少女は魔女と戦わねばならなくなるのだが、こうして浄化できるのならば確かに戦う必要もない。
「キュゥべえの奴・・・・もっとちゃんと言えよ・・・・」
がっくりとうなだれる杏子。
その隙にほむらが杏子のソウルジェムをかすめ取り、勝手に浄化してしまった。
「ほら」
「返せっ!!」
浄化され、差し出されたソウルジェムをひったくるように奪い取り玄関から出ていく杏子。
恐らくは寝どこでも探しに行くのだろう。
「じゃあ私たちも帰る?」
「そうだね〜。そろそろ暗くなりそうだし」
そうして、まどかたちも帰路につく。
今日という日は、こうして終わる。
ちなみに
「映司さん、ホテルとかとりました?」
「いや、まだだけど」
「じゃあうち住みます?」
映司は翼刀の部屋でお世話になることになった。
「この部屋とかは?」
「どの部屋?」
「さっき俺がココア作ってた部屋。ちょっと片づけないとだけど・・・・」
「他の部屋でお願いします」
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どんどん変わってる。
また新しい人も来た。
このままいけば、これ以上誰も失わないであの日を迎えられるかもしれない。
・・・・期待してもいいのだろうか。
本当に期待、出来るのだろうか。
今までも期待した。
何度も何度も希望を抱いた。
でも、結局はすべてが終わる。
その度に、私の心は疲弊していく。
その度に、私は絶望に襲われてきた。
期待するのはやめると決意したんだ。
私は予測だけすればいい。
その先に希望を抱いちゃいけない。
でも・・・・
もし、許されるのであるのなら
私は、祈ります。
この運命の輪から、彼女を救い出してください、と。
to be continued
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