第五章 Over World
ま、心配はいらないと思う
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「よく挑戦したな」
「ああ。でもうまいから大丈夫」
「でもこの場合、ラーメンに従ってすするのがいいのか、スパゲッティに従ってすすらない方がいいのか」
「俺はスパの方で食ってる」
そうして、またうまく絡めて巻いて、口に運ぼうとするショウ。
と、その瞬間
ダンッ!!
「うぉ!?テスタロッサ!?」
噂をすれば何とやら。
フェイトがダッシュでやってきてショウの前で止まった。
「な、なんだ?」
「ショウ!!ちょっと付き合って!!」
「なッ?」
ガシッッ!!
ドヒュンッッ!!
「にぃーーーー!?」
「観鈴殿、これがまさか」
「うん!!愛の逃避行!?」
キャー!と騒ぐ女子二人。
驚きでポカーンとする一刀。
そんな中往人は一人、残ったラーゲッティをすすっていた。
箸で。
「うまい」
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「ちょぉテスタロッサ!?」
「フェイトでいいよ」
「あ、ども・・・じゃなくて。俺食事中だったんだが?」
「ごめん!!でもそれよりもなのはを見つけないと!!」
「何があった?」
「私の通信機に勝手につないで管理局の緊急回線いじっちゃったんだ!!」
「一人で探せよ!!なぜ俺!?」
「ショウなら大体のことできるでしょ?」
「まあな。俺だからな。だからと言って食事の罪は重い」
「え?(グイッ)」
「セイヤァ!!(ポーイ)」
「う、裏切り者ォ〜〜!?」
ショウを引きずるように走るフェイトから事情を聞く。
そしてそれをポーイする。
フェイトは哀れお星様。
そしてショウの足元にはバルディッシュ。
「・・・・・あれ?」
フェイト、ただいま上空数十メートル。
いくら懐を探しても、バルディッシュはそこにない。
「・・・・・・・・・まあ・・・・いっか」
その後、奇蹟が偶然か
いろいろとお話をしてきたなのはがこれから頑張るぞー!と「EARTH」向かって飛行中で、フェイトが飛んで来たそうだ。
なのははそれを咄嗟にキャッチ。
数時間前の話を忘れているのか、どうしたのフェイトちゃん!?と慌てた様子。
そのまま「EARTH」まで送ってもらい、バルディッシュを受け取り、レイジングハートの協力もあってなのはの通信機から履歴等を消した。
「な、なんでーーー!?」
「緊急回線を私用に使わないようにだよッ!!」
「アホか」
《マスター・・・・》
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