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世界をめぐる、銀白の翼
第五章 Over World
それはとってもすごいこと
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が、転校生のほむらも・・・・一応いる。

マミだって今は怪我で無理だけど、必ず帰ってくるんだから、無理はしないで彼のフォローに回ればいいだろう。


「とにかく、そんな目くじら立てて魔女を追い回すことはしないのだ〜」

「へぇ・・・でもさやかちゃん、かっこいいね」

「そぉ?だって言っちゃえば私、魔法少女のお仕事はしたくな〜い、って言ってるんだよ?」

「それでもマミさんのために魔法少女になって、それで誰かをまだ助けようと思えるっていうのは、それはとってもすごいことだよ」

「あ、あはは〜!!そう言われると悪い気しないねぇ!!」


カツコツと階段をあがり、屋上への扉に手を掛けるさやか。

と、後ろを振り返るとまどかが顎に手を当てて何かを考えていた。


「どしたの?」

「さやかちゃん・・・・・「目くじらを立てる」って・・・・知ってたの?」

「ひど!?」



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「なん・・・だと・・・・!?」

「美樹さやか・・・・あなたがその意味を知っていたなんて・・・・」


「「目くじらを立てる・・・・・」」


「なんで翼刀さんもまどかみたいに言うんですか!?流石に年上でもグーで殴りますよ!!ってか転校生!!あんたはなんでここにいんのよ!!!」


その後
昼食を食べて、さやかの話題が出て同じようなことを四人で話していた。

翼刀たちの対応にプンプンと怒るさやかだが、それがいい。それでいい。



「私はもともと彼とここで話していたのよ。あとから来たのはあなたじゃないの」

「私たちだって翼刀さんと待ち合わせしてましたぁ〜!ってさり気にまどか除外してない?なんで私だけ!?」

「まどかは天使・・・・いえ、女神だからいいのよ」

「まどかは・・・・ぐぬぅ、そこは否定できない・・・!!!」

「えぇ!?」



ほむらの言葉に何も言い返せなくなってしまうさやか。


先日の翼刀の言葉通り、ほむらとのケンカはNGとされている。
それでもついつい突っかかってしまうさやかだが、翼刀がいると言葉が詰まる。

そのおかげでいらない口げんかが抑えられているのだ。


翼刀曰く「言い方はともかく、言うことは正しい」そうなので、そこに注意して聞いてみると――――




「確かにそうなんですよね・・・・キュゥべえとか攻撃したのはまだ許せないけど」

「別に。わかってもらおうとか思ってないから」

「ほら!!こういうこと言うんですよこいつ!!どう思います翼刀さん!?」

座ってもそもそとサンドウィ
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