暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ番外編1 FATAL FURY
1部 サウスタウン
出会い
嵐を呼ぶ男参上
[1/3]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
 俺自身もあまり詳しくはなかったKOF
イベントの目玉の格闘大会は1ヶ月間に及ぶ大掛かりな大会なのだが、
イベント自体は6ヶ月にも及ぶ大きなイベントだった。

 メインイベントのKOF決勝は11月第4木曜日
日本人の俺には馴染みがないのだが調べたら家族が団らんする日なのかなっていうぐらいの感覚だったのだがアメリカでは大切な祝日のようだ。

 俺たち家族がこちらに来たのが7月だったのでオープニングイベントも終わりサウスタウンのあちこちで色々な出し物などが出されて結構な賑わいを見せている。

 表のサウスタウンは本当に健全な街だと言えるのだが、一歩間違えると裏の顔が出てくるのがこの町の特徴だった。

 学校は今は言ってないっていうか行く予定の学校今長期休暇で始まるのが
始まるのが9月からという6月下旬から8月いっぱいまで休みってすごくないと思ってしまった。

 そんなわけで今日も夜遊びをするべく部屋にダミーを置いて大人モードになりサウスタウン・ペイから町の南東部
サウスタウンペイに向かった。

 サウスタウンペイにはこの町の象徴であり俺の父親の勤めている会社の企業パートナーのハワード財団本拠地のギースタワーや最近では行きつけのパオパオカフェなどがある地域だ

 丁度カフェに入った瞬間
階段から美女が下りてきて一凛のバラを投げ取り合いになり最後にキャッチしたのが友人のテリーだった。
全く男って本当に馬鹿だと思う
たかがそれだけで乱闘が組めるんだから、テリーが投げ飛ばした男がこちらに来たのでボクシングスタイルでそれをかわしてのパンチを食え合わした。

「テリー、私に何か恨みでも?」
「ご機嫌だなぁ綾、そっちに行っちまいやがったか悪い」

 俺とテリーは軽い会話をしながら乱闘を開始

「女がいるんならリリィをあきらめてそのバラをよこせ」

 そんなバトルの最中にそんなことを言いながらこちらに来たのでテリーと同時にパンチをくらわして向こうにぶっ飛ばしたのだが、
テリーは気にしてなかったのだが、俺は一人の日系人の方にその男が言ってしまったのに悪いと思ってしまった。
よくこんな乱闘で寝れるなぁと感心してしまった。

 騒ぎが収まり俺とテリーだけになった。
テリーは地面に落ちていたバラをつかんだ。

「リリィさんとやら後始末の方はよろしく頼むな。綾もサンキュー」

 そのバラをリリィに渡そうとバラを投げた瞬間フォークが飛んできて先端の又でバラを挟みその勢いで壁まで飛んでいった。
俺とテリーは同時に投げた本人の方を見たけれど俺はビックリしてしまった。

「せっかく良い寝心地で寝ていたものをどうしてくれるんだ!!」

「それは悪かった。すまん」

「謝って済めば警察はいらないんだぜ」

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ