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【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0111話『ドイツ艦達の水着試着』
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のであった。
そして、

「うぅ……ひどい辱しめにあった……」
「往生際が悪いのがいけないのよ。それより、似合っているじゃない?」
「よしてくれ。似合っているとは思っていないのだから」
「グラーフさんも中々に自虐的ですねー。私から見ましても似合っていると思いますよ?」
「そうですって。白い肌に黒い水着がとても似合っていますって!」

オイゲンとろーちゃんにそう誉められたので、

「気休めでもありがとう」
「やれやれ……素直に言葉は受け取りなさいな」

ビスマルクは相変わらずのグラーフに呆れの表情をしていたのであった。

「ま、いいわ。せっかく着替えたんだからこの際泳ぎにでもいきましょうか」

ビスマルクの提案に渋るものもいたが反対意見はなかったのでそのままプールへと繰り出していった。
ただ道中で提督とばったり会ってしまって、

「似合っているぞ、みんな」

素直な言葉に顔を赤くさせたとかなんとかだったらしい。



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