弐
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部屋着も買って・・・下着類もいりますかね?」
「買ってもらえるなら楽しそうだし色々着てみたいのだけど、本当にいいのかしら?」
「いいんですよ、金銭面は気にしないでください」
指を立て、片目をつむってその根拠を語る。
「『ちょっと気難しく現代に興味津々のサーヴァントを呼んだので遊ぶ金を送れ』って言ってありますから。今の俺の口座にはかなりの金額が入ってます」
「あらあら、私は気難しくて現代に興味津々のサーヴァントなのね?」
「これまでに彼女もいたことがない16歳童貞にしてみれば女性は全て気難しく、現代に興味があるのは事実だからちょっと誇張しただけです」
心底おかしそうに笑う彼女。そんな様子を見ているだけで俺も楽しくなってくる。
さて。英雄と暮らす何日か。どんな光景が広がるのか、何を得ることが出来るのか。それは全くわからないのだけれど・・・一つだけ。この人となら、楽しめるだろうってことだけは、分かる。
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