第49話 バイキング、それはいたずらを楽しむ場
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だった。
「さて、みんなはもう食べ始めてるかな…………」
そう思い、席に戻ると先に戻っていた夜美とディエチが食べていた。
他はまだみたいだ。
側には飲み物のジュースが……………
「飲み物忘れた!!お前ら飲み物何がいい?」
「あっ!?私が行きますよ!」
「いいから星は先に食べてな。それで何がいい?」
「私、コーラ……………」
「じゃあ私もそれでお願いします」
ルーテシアとキャロはコーラね………
「星は?」
「………ならウーロン茶でお願いします」
ウーロン茶か……………
「じゃ、ちょっくら行ってくるわ」
俺は持ってきた料理を置いて、飲み物を取りに行った。
「ん?あれは……………」
ケーキエリアで一生懸命ケーキを綺麗に並べている水色の女の子が………って
「セ〜イ〜ン…………?」
「ひゃ!?何だ、レイか………びっくりしたよ、いきなり声かけないでよ…………」
「声かけるなじゃねえ!!夕飯だって言ったのにお前は何してる!?」
「えっ!?何ってケーキ取ってるんだよ」
「夕飯は?」
「これ」
そう言ってケーキが大量に乗った皿を俺に見せるセイン。
「………お前、星の話聞いてたか?」
「うん、カラフルで綺麗でしょ!」
「そういう意味じゃねえ!!」
公衆の面前で拳骨をしたが、俺は悪くないと思う。
あの後セインに軽く説教して本来の目的に戻った。
のだが……………
「何してるんだあいつ…………」
俺は寿司エリアでたたすんでいるノーヴェの所へ向かった。
「お待たせ、お嬢ちゃん!」
「待ってました!ありがとうオッサン!」
そう言ってノーヴェは店員が持ってきた寿司を自分の皿にのせ始めた。
ノーヴェ、お前もか…………
ノーヴェの皿は寿司で埋まっていた。
まあ、セインよりはマシだけど………
「ノーヴェ…………お前バランスよくって…………」
「ん?ああ、ちゃんと守るよ。この後サラダとか取ればいいだろ?」
な、なるほど、確かに………
ノーヴェは流石にちゃんと考えてたか。
ウェンディにいつも弄られてるからおつむは悪い方だと思ってたんだが…………
「何か変なこと思っただろ……………まあいいや、私は行くぞ」
「ああ、ちゃんとバランスよく食べろよ」
「分かってるって」
そう言ってノーヴェは行ってしまった。
そうか、もしかしてセインもそのつもりだったのかも……………
いや、セインはケーキが夕飯だって言ってたから間違ってないだろ。
「さて、俺も早く飲み物を取りにいくか…………」
俺も
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