興奮
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られるスキルというわけではない。
それを覚えた冒険者はごく稀だ。
滅多にいない。
このような利点があるのだが、個人スキルが発生するのは希少だという事に皆は、『どうせこんなの発生しねーよ』などと言っているのだろう。
だが、その個人スキルに憧れた俺は戦士などという一番定番な職業をやめて、不人気な冒険者を選んだ。
ギャンブルと同じで、ごく稀と言われているにもかかわらず俺はその『ごく稀』に入れるのではないかと思っている。
だが、職業が職業なためパーティーを組めるかどうかもわからなかったが、ひとまずこいつがいて安心した。
ちょっと頭おかしいけど、パーティーを組めるだけでも幸せだろう。
「明日から、クエスト受けに行かないか? 春夏」
「嫌だ! この防具をあの汚らわしいヌメヌメで汚されたくはない!」
「はぁー! なんでよ!」
「いいじゃねーか!」
「仕方ないわねぇ……」
そんなこんなで俺らの防具選びは終わったのだが……。
「「―――武器買うの忘れたわ―――」」
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