班編成
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ちゃん達の女子グループって苦手なんだよな・・・・それより何でカナとじゃないんだってばよ〜??)」
頭を抱えて机にうずくまるナルト。明らかに落胆している様子にハルマ達の視線が集中する
「落ち込んでるな・・・・」
「その前に絶望してるだろ。こりゃ」
「まあ、メンバーからしてしょうがないとは思うけどね。うちははともかく、春野というより女子の大半からあれだったし」
小声で話す3人の会話は精神的に追い込まれているのかナルトには聞こえておらず、そんなナルトの様子を見ていたイルカは不安を覚えていた
「(大丈夫か?ナルトのやつ)」
一方、その頃。三代目火影 猿飛ヒルゼンは右目以外が額当てとマスクで隠れた男 はたけカカシと両?に犬塚一族のような痣がある女性を伴ってハルマの家に来ていた。今までは千手一族の集落の外れにある小さな家に住んでいた。しかし、下忍になるにあたり、千手一族の集落で暮らせなくなる為、引っ越し作業中で現在は部屋にダンボールが置かれている
「ここがハルマの家じゃ。と言っても数日後には完全に引っ越すがの」
カカシは部屋に置かれたダンボールや、周りの状況を見て簡単な評価を下しリンは部屋を見た感想を口には出さずに呟く
「(ナルトと違ってインスタント類は全然ないし、やっぱりちゃんとした性格してるね。知ってたけど)」
「(部屋は綺麗だなぁ。引っ越し途中だから当たり前かもしれないけど、荷物は少ないかなぁ)」
「リンよ。お主の班にはハルマの他に儂と同じ一族のレツと日向カナといる」
ヒルゼンの言葉にリンは反応する。面白くなりそうなメンバーに期待を寄せていた
「(確か全員アカデミーで上位の成績だった子達だね。なんか楽しみだな)」
しかし、ヒルゼンの言い淀んだ様子にリンは何かあるのかと思えてきた
「お主にはあやつらに技術よりも心を鍛えてやってほしい」
「心・・・・ですか?」
小さく頷き、ヒルゼンはカカシをチラッと見る。
「そうじゃ。あやつらの場合、技術は対して問題はない。あやつら3人とも天才という他ない才能の持ち主。だが、3人共規模は違えど他者から拒絶されてきた。それゆえに他者を安易に信用しようとはせぬ。一番それが酷いのはハルマじゃ。あやつには殊更、気を付けてくれ」
彼の言葉にリンは力強く頷く
「はい!」
昼食を摂り、ハルマ達は四人で固まって座っていた
「ナル。二人の所に行かなくていいの?一緒の班になるんだしいた方がいいんじゃない」
「だってさ!サクラちゃんさ、サスケにくっついてるんだぜ!俺ってば邪魔じゃん??」
確かに。そう思った3人はそれに関して言及するのは止めることにした。既に幾つかの班はいなくな
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