第五章:冥界合宿のヘルキャット/導き手のスレイヴ
Change7:それぞれの修行〜Still crying cat tears〜
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「それにしてもよく龍王やあの二人相手にして未だに無事なのはすごいぜ。もしかしたらそこらへんで伸びているのかと思ったぜ」
先生は俺の肩を叩いて言う。
「それを言わないでくださいよ…。正直シン乃修行は良くやっていたつもりですが、正直ここまでナイン度がカンストしていると何度も帰りたいと思ったことかわかりませんよ……」
特にタンニーンさんの火炎弾なんて恐ろしくてたまったもんじゃないぜ…。
「まあ、そう思うのが当然だろうよ。何せタンニーンが吐く火炎は隕石の衝突に匹敵するからな!」
え…その情報今更感半端ないんですけど……。
俺ってもしかしてとんでもないドラゴンとあの二人と相手していったのか!?
今更あの一体と二人を相手にしていて無事な俺をほめたいぜ…。
「確かに、我とあの小娘二人を相手にしているお前の実力はかなりのものだぞ?」
貴方はそうほめてくれるけどみんな手加減しているからでしょう…。
あなた方が本気になったら俺は数秒でチリになっていますから……。
「それでシンの課題は直着とこなせているか?」
「まぁ〜…『禁手』の持続時間と戦闘経験の蓄積は手ごたえありって感じですけど、最後の新たな進化の可能性を見出すってのがいまいち掴めないんですよね…」
「そうか…まあ、発表を聴いたときは俺も驚いたぜ。まさか未来を見越した基礎能力の強化にお前らグレモリー眷属の新しい力の可能性まで見出すことも考えているなんてな」
「そうですね…。正直同年代とは思えないほどのすごさですよ」
正直まだシンに関しては不明なことが多すぎる。
なんでそんなに強いのか…家族はどうしたのか…様々なところに関してシンの出生や生い立ちは謎のままだ。
だけどここまで俺たちにしっかりと向き合ってくれるのはうれしい。
それと会談の時、今代の白龍皇、ヴァーリ・ルシファー斗初めて戦った時…。正直何とか退ける…いや運よく引いてくれたがまだあいつは実力を隠していた。
確か美猴ってやつに連れ去られる寸前まで何か唱えていたな…。
一体あれは……。
『あれは『覇龍』正確には『覇 龍』というものだ』
するとドライグが話しかけてきた。
ジャガーノート・ドライブ?いかにも危険そうな名前だな…。
『ああ、危険だ。あれは一時的に神や魔王を超える力を得る力を持っている…。だが―――』
するとアザゼル先生が話しに割り込む。
「『覇龍』を使う代償として所有者の命を削るんだ。しかもそれを使った本人は自我をなくし自身の命が枯れ果てるか、別の介入者によって殺されるまで破壊と蹂躙を続ける危険な代物だ」
「でもヴァーリはそんな危険なものを発動しようとしていたんですか?自分
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