第48話 地球へようこそ
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」
「モチ」
こうして俺達はみんなで買い物に行くことになった…………
「わぁ〜…………」
「でっかい……………」
キャロとルーテシアが大きく口を開けて驚いていた。
今回来たのは、前に星とデートに来たショッピングモールだ。
遠見市の方でも良かったのだが、昼から行くとなると買い物する時間が遅くなるため、海鳴市にあるショッピングモールにすることにした。
今更なのは達に見つかっても問題無いし、セイン達もフェリアの妹と言えば問題無いだろう………
まあ夏休みは殆どミッドにいるって言ってたし、こっちにはいないと思うけど。
因みに今、ここにいるのは俺、星、キャロ、ルーテシア。
ライ達は着くなり、「セイン達と色々見て回ってくるね」と言って、さっさと行ってしまった。
俺達はキャロ達の買い物がメインになるだろうから、付き合わせるのも悪いと思い、あらかじめお小遣いを渡しておいたけど………………まあいいか。
夜美とディエチはライ達と同行せず、二人で見て回るみたいだ。
「星、まずはどうする?」
「そうですね…………まずは服を見に行きますか」
「服ですか?私は今ある服で構わないですけど………」
「私、欲しい………」
遠慮するキャロと素直に言うルーテシア。
全く…………
「お兄ちゃん?」
俺はそんなキャロに近づき、おでこにデコピンした。
「うぅ〜!?何するんですかお兄ちゃん………」
涙目になりながら訴えるキャロ。
「素直じゃないキャロにお仕置き。家族なんだから遠慮なんてする必要無いんだからもっと我儘言って良いんだぞ」
「そうですよキャロ。私も遠慮なんかしてほしくないですよ」
星が笑顔でキャロに言う。
「あ、ありがとうございます…………」
照れているのか、顔を赤くしてお礼を言うキャロ。
「よかったね、キャロ」
「うん、ありがとうルー」
そんな二人の様子を俺と星は微笑ましく見ていた。
子供服店……………
「わあ〜!いっぱいあるね!」
「うん、目移りしそう…………」
ルーテシアがそんなことを言いながらキョロキョロと店の中をよく見ている。
キャロも遠慮してたけどやはり嬉しかったのか、体がウズウズしている。
「さあ、先ずは自分の気に入った服を探して見ましょうか」
星の一声で2人は動き出した。
「さて、俺はどうするかな…………」
コーヒーを片手に、店の外でキャロ達の様子を見ていた。
未だに2人は慌ただしく服を探している。
この辺りは女の子か。よく飽きずに長く探していられるよな………
「お兄ちゃ〜ん!」
キャロが店の中から手を振り俺に話
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