キオク
[2]次話
痛かった―気がする。
寒かった―気がする。
寂しかった―気もする。
でも、全部忘れてしまった。
記憶なんてきっと、そんなものだから。
夢みたいに、
消えて、
溶けて、
見えなくなる幻。
確かなものなんて存在しないこの世界に、
ただ一つの真実があるとするならば
光は明るい
ということだろうか―
[2]次話
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