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衛宮士郎の新たなる道
第4話 武士道プラン発動せり
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れ程のVIPかくらい自負が有りますから、戦力が整っている下宿先を希望して目に留まったのが士郎さん――――衛宮先輩の家だったんです。ですからあくまでも今回の事は、僕個人の我儘であり、傘下への強制や提携などはありません。納得いただけましたか?九鬼財閥の皆さんも」
 「了解しました。レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ様」

 レオへの返事をクラウディオが代表して言う。
 その相方であるヒュームは凶悪な笑みを浮かべて呟く。

 「やってくれたな雷画ッ・・・・・・!!」

 虚を突かれた一手に悔しさと喜悦が入り混じる。

 「本当に喰えない奴だ」

 吐き捨てる様に言うヒュームは、これからこの学園で紋様を護衛しながら過ごす日々に、大きな波乱が起きる予感を感じずにはいられなかった。
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