移動の時間
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「ふーん…んで、明日殺れると思う?」
「あ?なんだ藪から棒に…お前らしくもねぇ」
「んー…いやさ、ウチら今日まで狙撃の為のルートとか調べたり私達なりにあの超生物の暗殺してるけど正直殺せる気がしないからさ…」'
そう言い中村は俯く、確かにあんな規格外もいい奴を自信満々にやれるとは中々思える訳がなく弱音の1つや2つも吐きたくなるだろう。
「そんなもん殺れる可能性がたとえ兆に一つ…いや、それがたとえ0だとしても殺るしかねーだろ。この世にはやるかやらないかの二択しかねーんだから」
不敵な笑みを浮かべ、そんなこと当たり前だと言わんばかりに、彼はそう言い切った。そんな丈一郎の真っ直ぐな目に中村は今の発言がばかばかしくなり笑みがこぼれる。
「だね…ウチらなら殺れるしょっ!」
決行は明日、ターゲットは得体の知れないターゲット。正直殺せる可能性は限りなくゼロに近いだろう。だが、目の前に彼はなんとかしてくれると彼女は思わずにはいられなかった。
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