0108話『香取の修練』
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月さんは素直に強くなれば良いのですよ」
「そっかぁ……改二になればもっとみんなを守れるようになるんだね……」
それで先ほどまでの泣き顔もどこかに行ってしまったのか自信に満ち溢れている表情になって、
「うん! 文月、頑張って改二になるね!」
「その意気ですよ、文月さん」
「那珂ちゃんも応援するから改二になれるように頑張ろうね!」
「うん!」
これでもう文月さんは大丈夫でしょうね。
こういう時に練習巡洋艦としての役目を果たせることが出来たのは私としましても嬉しい事です。
そんな会話をしながらも執務室へと到着したので、
「提督? 香取です。入らせてもらってもよろしいでしょうか?」
『香取か。わかった、入ってくれ』
「はい」
それで文月さんと那珂さんと一緒に執務室に入り、文月さんは開口一番に、
「司令官! あたし、改二になれるように頑張るね!」
いきなりの文月さんの宣言に提督は目を点にしていましたがすぐにニヤリと笑みを浮かべて、
「それならこれから忙しくなるぞ。練度上げを頑張っていこうか」
「うん!」
それで大本営の指定した期日までに練度をある程度上げておこうという話でケリがつきました。
私も、練習巡洋艦として頑張らないとですね。
それから暇があれば私は那珂さんと一緒になって文月さんの練度上げを手伝う事にしました。よい結果を残せればいいですね……。
私はそう願いました。
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