第47話 ダンジョン探索(ライを求めて………そして伝説に………)
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C?1………
『ではここから指示を出します。この先100mを右折してください』
ここはC地点。ウーノさんの話だとこの場所でガジェットを製作していたらしい。
明かりも薄暗く、かなり不気味だ。
「足元気をつけろよ」
「ああ、分かって!?」
つまずく夜美を支える。
「言ってるそばから………」
「す、済まない………」
そんなことをしていると…………
ウィーン………ウィーン………
機械音が聞こえてきた。
「なんだこの音?」
「何か動いている?」
その音は俺たちが進む道の先から聞こえてきた。
「あれは…………」
暗く、まだよく見えないが、シルエットは見えてきた。
カプセルみたいな丸いシルエット…………
「ガジェット?」
スカさんにデータを見せてもらったから見覚えががあるけど…………
『ガジェットですか!?おかしいですね、今は全て製造を中止していて稼働させていないはずなのですけど………』
と、そんなことを話していると………
「うわっ!?」
足元に熱線を放ってきた。
「コイツ………ラグナル!!」
『分かりました』
「セットアップ!!」
俺はラグナルをセットアップする。
「我も………」
夜美も俺に続いてセットアップした。
『何故、稼働しているのか分かりません。今こちらで調べてみます』
「どうすればいいですか?」
『破壊しながら先を進んだほうが良いと思います。I型は数も多いので、戦うだけ無駄です。AMFも使えますので、魔力残量にお気を付けて』
「分かりました。聞いたとおりだ夜美。基本俺が前衛で、夜美が後衛で行こう」
「分かった」
「取り敢えず道を作ろう。夜美、頼む」
「分かった、任せろ」
そう言って杖を真上に構える。
「新技だ。闇に飲まれろ、インフェルノ!」
上に出現した魔法陣から巨大な闇の魔力弾が次から次へとガジェットに向かって飛んでいく。
直撃するたびにガジェットを破壊し尽くした。
「…………………俺っていらなくね?」
「どうした、行くぞレイ!!」
「あいよ………」
俺たちは更に奥へと向かって行った。
リビング……………
「おかしいですね…………」
ウーノは零治たちに指示を出しながら、なぜガジェットが動き出したのかを調べていた。
「どうやっても異常なしとしか…………」
「ウーノさん、どうしたのですか?」
その声を聞き、ウーノは振り返ると、風呂上がりの星達がそこにいた。
「おかえりなさい、お風呂はどうでした?」
「気持ちよかったですよ。キャロも大喜び
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