秋ナスがダメなら夏にナスを食べるのです!・その2
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転換しな」
そう言って俺はグラタン皿から切り分けたとある料理を皿に取り分けて電に出してやる。
「これは?」
「『夏野菜のパルミジャーナ』。ナスとかの夏野菜とトマトソース、チーズを重ねて焼き上げたイタリアンだ」
《美味しさ重ねて!夏野菜のパルミジャーナ》
・にんにく:1片
・カットトマト缶:1缶(400g)
・オレガノ:少々
・玉ねぎ:1/2個
・ナス:150g
・ズッキーニ:150g
・モッツァレラチーズ:150g
・パルミジャーノチーズ:50g
・塩:適量
・オリーブオイル:大さじ1〜2
さぁ、作っていこう。まずは野菜の下拵えから。にんにくと玉ねぎはトマトソースに使うのでみじん切りに、ナスとズッキーニは縦半分に割って厚さ1cm位の半月切りにしておく。
仕上げにオーブンで焼くので、200℃に余熱しておく。オーブンが無ければオーブントースターでもOKだ。それも無いなら最終手段、電子レンジでチーズをとろけさせてもいいぞ……カリカリの焦げ目は出来ねぇけどな。
トマトソースを作っていくぞ。鍋にオリーブオイルを引いて熱し、にんにくと玉ねぎを炒めていく。火加減は弱火〜中火で玉ねぎに色を付けない程度の火加減で。玉ねぎが透き通ってきたらカットトマト缶とオレガノ、塩少々を加えて弱火でコトコトと15分位煮込んでいく。実はこのカットトマト缶というのが密かなポイントだったりする。
前にもチラッと話したと思うが、ホールトマト缶とカットトマト缶だと使われているトマトの種類が違う。ホールトマトは煮込むと旨味とコクが出やすい種類で、カットトマト缶は酸味が強く加熱にはあまり向かない種類だ。しかし今回は夏野菜とチーズがメインの料理だ。トマトソースはそれらを際立たせる為に酸味の強いソースにしたい。だからあえてのカットトマト缶だ。焦がさないようにかき混ぜつつ、15分位煮込んだらトマトソースは完成だ。
ナスとズッキーニを焼いていくぞ。グリルパンを火にかけて半月切りにしたナスとズッキーニを並べて焼いていく。本場の作り方だと素揚げにするんだが、ナスもズッキーニも油を吸っちまうからくどくなるんだよな、個人的には。だから俺は油を引かずに焼くようにしてる。あぁ、焼いている最中でも焼く前でもいいから軽く塩をするのを忘れずにな。
ナスとズッキーニが焼けたら仕上げに入っていくぞ。グラタン皿にトマトソースを敷き詰め、焼いたナスを隙間なく敷き詰める。その上にまたトマトソースを敷き、1cmの厚さの輪切りにしたモッツァレラチーズと、パルミジャーノチーズを削って敷き詰める。再びトマトソースを敷いたら今度は焼いたズッキーニを敷き詰める。そうやって交互に層を作ったら、仕上げ
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