0107話『鎮守府の経過報告と第七駆逐隊』
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作戦のモチーフにもう坊の岬沖決戦が来るとは思っていないけどそしたら磯風と浜風も練度は早めに上げておいて損はないだろうしね。
そして資材に関しては今のところは27万以上はあるボーキ以外は大体カンスト気味なので夏の大規模作戦には耐えられると思っているけど問題は開発資材なんだよな。
まさかまた前の冬イベントである『偵察戦力緊急展開!「光」作戦』の時のように彩雲を解体するのにいちいち開発資材を使うという稀な事態はできれば避けてほしいと思っている……。
伊13ちゃん掘りでかなり苦労していい加減でないからもう先に根を上げてしまって丙でクリアしてしまいそれから掘ったからという苦い記憶が蘇る。
連合艦隊編成で177周もしたのはいまだにトラウマだ……。
あの時はやる気があれば甲も行けたと思っているからなおさら残念なんだよな。
そんな感じで毎日の日課になりつつある日記のような資料を作成している最中で、
「クソ提督、入るわよ?」
そこに曙の声が聞こえてきたので「分かった、入っていいよ」と執務室の中に入れる。
見れば他にも潮、漣、朧の三人もいるので第七駆逐隊の面々が揃い踏みだ。
何の用だろうか……?
「ご主人様? なにをしていたんですか……?」
そう言って漣が今私が作成していた日記の内容を覗いて、
「あ。相変わらずご主人様はこの世界に来てから日記をかかさないのでしたね」
「ああ。これもいずれは振り返れたら面白いだろう……?」
「そうですねー……確かに楽しそうです」
「あ、あの……提督、潮も見せてもらってもいいですか……?」
「朧も見たいです」
それで潮と朧の二人も私の日記を覗いてくる。
曙もそっけない素振りをしながらもチラチラと覗いてきているのでつい笑みが零れてしまう。
「あー……速吸さんですかー。そうですよね。うちで唯一まだ改になっていないのは速吸さんだけでしたもんね」
「そうだね朧ちゃん」
「ご主人様……? 速吸さんの精神的なもののために早めに練度上げをしてあげてくださいね?」
「ああ。わかっているよ」
それ以外にも曙は机の上に出してある駆逐艦の練度表を見たのか、
「……ああ。クソ提督もあたし達の事をしっかりと見ていてくれているのね。この練度表を出しているのには誰を今度は上げていこうとか考えてんでしょう?」
「そうだよ。朧も時期に上げようと思っているから覚悟しておいてくれ」
「了解しました。その時になりましたら精一杯頑張らせていただきますね」
そう、第七駆逐隊……いや綾波型駆逐艦では唯一朧だけがまだ低練度なのだ。
だから今は遠征などで少しずつ練度を上げていってもらっている最中だ。
「それよりご主人様? 今はお暇でしょうか……?」
「そうだな。榛名? 今はなに
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