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戦姫絶唱シンフォギアAXZ ─全てはその歌のために─
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かし次の瞬間…その行き先が一気に変わることになる…。


キィィィィィィンッ!!!


「えっ!!?」


「っ!!?」


「な、何デスかッ!?」


突如シャワールームの入り口付近から凄まじい光が発生し始めたのだ。突然の超常現象の発生に驚きを露わにする響、調、切歌の3人。更にそんな彼女達の様子に気付き、


「あー、もううるせえな! さっきから一体何の騒ぎ…って、何だよそのトンデモはッ!?」


「まさかノイズ!? 下がりなさい、調、切歌!!」


「お前もだ、マリア! 立花、雪音、早くギアを…!」


クリスやマリア、翼もそれぞれシャワールームから出てきた。マリアの言葉を聞いた翼はすぐさま響とクリスにギアを纏うよう指示を出そうとするが、その間に発生した光は段々弱まっていき…


「どわっ!!?」


ドスンッ…!!!


そんな間抜けな声と落下音がシャワールームに響き渡り、響達6人は突如現れたモノの正体に呆然とせざるを得なかった。何故ならそれは…


「ぐぉぉッ…! い、いきなりこの扱いは無いんじゃないでせうか…って……はい……?」


「ひ、“人”…?」


「“男”、だと…?」


見た目クリスや響よりちょっと年上くらいの、“ツンツンとした黒髪”が特徴の青年だったのだから…。と、ここで、


「ッ…/////!!!???(ダラダラダラダラッ)」


現れた青年が響達に目を向けた瞬間、汗を顔中から吹き出しながら顔をこれでもかと紅潮させ始め、それを見た響達もようやく驚愕した状態から脱却した…。さて、ここで現在の状況を整理しよう…。


現在の場所 → 女子のシャワールーム


現れた青年の性別 → “男”


現在の響達の状態 → タオル1枚、または“全裸”


では、この後一体何が起きるかというと、それは言うまでもなく…


「…お、お邪魔しましt」


「ふえええええええっ///////!!!??」


「デーーーースッ///////!!!??」


「ッ…////////!!!!」


青年が退散しようとする前に、響、切歌、調の3人は顔を真っ赤にしながら自身の身体を慌てて隠し…


「「ッ〜〜〜〜/////////!!!!!」」


「し、死ねェェェェェェェェェェッ//////////!!!!!」


ボゴオオオオオオオオオオオンッ!!!!×3


翼とマリア、クリスの3人は羞恥と怒りで顔を真っ赤にしながら、青年に渾身の一撃をお見舞いした。そして、その一撃を諸に受けながら…


(ふ、不幸……だ……)


その青年―――上条当麻は、心の中で思わずそう呟
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