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惑星戦争
第二話第五特務部隊
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なんだ?」

大柄な男【サイタ】がコリに疑問を投げかける。

「未知数なんだからお前らにこの任務を持ってきたんだろ」

「う〜ん,でもいくら何でも情報が無さすぎじゃないかしら?」

「【ユキ】先輩の言う通りです,無能な諜報部に期待してはいませんでしたが,ここまで無能だとは思いませんでした」

【ユキ】と呼ばれたスタイルの良い桃色髪の女性と毒舌銀髪碧眼ショートカットの少女の【アンリ―】が疑問を漏らす....一人完全に悪口だが。
因みにこの二人は第34回ミリタリーベース踏まれたい女性隊員選手権(非公式)のアンリ―が1位,ユキが2位である....どうでも良いが

「こちらも正確な位置位しか分からん,それとアンリー諜報部が聞いたら泣くからやめろ」

「はぁ〜〜,実に面倒そうなお仕事だが...まぁ,どうせ拒否権ゼロなんだろ?」

「当たり前だ...それでは15時20分に東棟ドックへ来い」

そう言うとコリは退室する。

「...み,皆...先にいっ,行っててくれ」

「「「...ニヤァ」」」

「へ?ちょ,ちょっと!?皆さん!?...やめてぇ―――!!」

サンドワーク中に響く悲鳴が聞こえたのだった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーミリタリーベース東棟ドックーーーーーーーーーーーーーーーー

【東棟ドック】此処にはミリタリーベースきっての兵器開発兼研究,管理をしている場所である。
そこに4つの影がある,一人引きずられる形でだが。

「いやぁぁぁぁーーーー!!やだやだ!!やめてぇ!!今すぐ帰りたい帰りたい!!離してぇ!!」

「全くお前は,何をそんなに怖がっているんだ?」

「そうよ,それに此処はミリタリーベースきってのドックじゃない」

「先輩私の為に死んでください」

「お前らは彼奴の恐ろしさを知らないからそんな事を言ってるられるんだ!!」

そんなこんなで騒いでる一同に声が掛けられる。

「あら〜♪いらっしゃい♪」

幼いく可愛らしい声が...グレーにとってこの世の何より恐ろしい悪魔の声が。

「ぎゃぁぁ!?【マッド】!?」

「あら〜?グレー,待ってたわ?」

そう言って,グレーを舐める様に見つめてる幼女【マッド】(グレー命名)の科学者が居た。
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