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混沌の魔術師と天空の巫女
第7章 大魔闘演武編
切り札
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ス》が破壊された未来』に塗り変えられる。
 未来に(エクリプス)が存在しなければ、
 ローグはこの時代へ来る手段がない。」

ルーシィはそう説明をする。

「そうか・・・ローグが未来から来なければ、
 この世界は本来の歴史に戻るハズ。」

ルーシィの説明にリリーがそう言う。

「しかし・・・すでに起きてしまった事を止められるのでしょうか?」

ヒスイ姫がそう尋ねる。

「うまくいけば、ドラゴンもローグもこの時代から消える!!」

「やってみる価値はあるわ。」

ハッピーとシャルルがそう言う。

「でも・・・それって未来のルーシィやコージも・・・」

「いいのよ・・・そんなの・・・あたしも・・・コージ君も・・・
 それを、承知で・・・わかってる、から・・・・・・」

ミントの言葉に未来のルーシィがそう言ってきた。

「しかし大きな問題が1つ・・・
 この巨大な建造物をどうやって、破壊するかだ。」

アルカディオスはエクリプスの扉を見てそう言う。

「ありったけの魔力をぶつけるしかないわね!!!!」

「はい!!!!」

ルーシィとユキノがエクリプスの扉の破壊を行おうとした。

「開け!」

「十二門の扉!」

「「ゾディアック!!!!」」

2人はエクリプスの扉を閉めた時の12の星霊達を呼び、
エクリプスの扉を破壊する事にした。
星霊達は身体に光を纏い、エクリプスの扉へ突撃するように行った。


シュイン、シュイ、シュイ!!!


「何!?」

「どうなってるの!?」

星霊達の攻撃は通らず、それぞれが別の場所へ移動されていた。

「あの白いドラゴン・・・
 エクリプスを壊さない為に、エクリプスの周辺に空間を作ったのか!!」

アルカディオスがそう言う。

「それって、あの白いドラゴンをどうにかしないといけないって事!?」

ミントが大声でそう言う。

「しかもそれだけではない・・・このエクリプスは、
 魔力耐性の高いマグナニウム合金を使っている。
 簡単に破壊など・・・」

「でも、それでも・・・・・・!!!!」

ルーシィは諦めなかった。


ドッゴォォォォン!!!


「な、何!?」

「皆、アレ見て!!!!」

ミントが指をさす。そこには、あのワードロンが倒れていた。

「ぐぬぅぅぅ・・・!!!」

「あれ!?あいつなんでここに!!?」

ハッピーは驚いてそう言う。

「コージはうまく出てたのか?」

「でも姿が見えないわ。」

リリーの言葉にシャルルがそう言う。


ドドォォン!!!


「ぬあああ・・・!!!」

「今度は全身刃のドラゴン!
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