第五章 Over World
インターミドル・チャンピオンシップ 開幕
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で覆って隠している。
唯子は全力で周りに手を振ってるが。
「翼刀君って実はあがり症?」
「というかあの状況で舜が隣に来たら誰だってああなるだろーな」
「それがさっきお前らの横にいた俺の気持ちだよ」
「「「ごめんなさい」」」
『では各選手は振り分けられたブロックごとに分かれて、スタッフの指示に従ってください。以上!!開会式進行役のトウキ・タケヒトでした!!』
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「な、なんてことすんの舜君ーーー!!」
「わり、あたっ!?悪かったって!!でも盛り上がったんだし」
「それとこれとは別でしょー!?」
ヴィヴィオや翼刀のもとにやってきたなのはたち。
控室ではポカポカと蒔風を叩くなのはがいた。
一方、他のメンバーや選手は和気あいあいと話を弾ませている。
「じゃあまず一回戦やって、そこを勝ち残れば?」
「うん!わたしはミウラさんと三回戦で」
「私と・・・・えっと、コロナちゃんだっけ?が二回戦だよね!!」
どうやらトーナメントが発表されたようで、二回戦でいきなり身内メンバーがぶつかることになってしまったようだ。
コロナも「EARTH」の地下闘技場にお邪魔させてもらったことがあり、唯子のことは(一応ながらも)知っている
皆口々に「がんばって!!」「くじけるなよ!!」と激励をと罰して彼女を鼓舞していた。
「大丈夫です!!確かに私じゃ勝てないかもしれません。けど、それでも次の試合に支障が出るくらいにはボコボコにしちゃいます!!!翼刀さん、おねがいしますね!!」
「お、手は抜かないよぉ。ドーンといくからね!!全力でかかってきなさい!!」
ガッ!と自らの腕に手を当て、唯子がコロナとが仲良く笑い合っている。
しかし、その後ろで
「アインハルトさん、どうしたんです?」
「あ・・・あの・・・・・」
トーナメント表を手に、アインハルトが振るえていた。
その紙を受け取って、彼女の名を探すヴィヴィオ。
後ろからノーヴェとはやても覗き込み、その名を見つけて、対戦相手を見ると・・・・・
「鉄翼刀」と書いてあった。
「「「ブワッ」」」
「オワタ・・・・OTL」
「なーに諦めてんだ。まだ早いぞ、アインハルトよ」
苦笑いしてしまっているアインハルトだが、彼女を励ますように蒔風の手がポン、と頭に乗ってきた。
「翼刀は今大会でヴァルクヴェインの申請をしてないからな。純粋に肉体勝負だ。確かに負けてしまうかもしれないが、多くの
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