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世界をめぐる、銀白の翼
第五章 Over World
火野 出発
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な泣きながら特訓してた」

「鬼!!悪魔ー!!」



実は今こうしている間にも、地下の修練場でヴィヴィオ達は特訓している。
暇を持て余しているアーチャーやゼロノス・桜井侑斗とスパーでもしているのだろう。


とはいえ、なのはも本気で心配しているわけではない。
大会である以上大変な怪我にはならないだろうし(それでもハラハラさせられるが)、これなら蒔風と一緒にヴィヴィオを応援にも行けるという物だ。


映画の撮影も、あとは細かいシーン撮りだ。
その後はタイアップだったり、雑誌インタビューだったりなので時間もちらほらと空く。

というかこれからインタビューだ。



翼刀とアリスは地下に向かい、蒔風となのはがインタビューに向かう。


と、その蒔風に、ショウから連絡が入った。


そこにあるのは簡単な一文のみ。




《当日に被るぞ》




「・・・・そうなる、か」



パタン、と携帯をしまい、空を見上げる蒔風。

少し強い風が吹き、雲を運んできた。


日差しが、少しだけ曇る。





「まったく・・・・本当に厄介なもんが来るぞ」





そして、数日後。

インターミドル・チャンピオンシップ ミッドチルダ中央区予選大会開催日




今日から早速、第一回戦が始まる。





to be continued





小劇場


ヴィヴィオ
「ノーヴェ師匠!!どうすれば翼刀さんに勝てますか!?正直パパをフルボッコしたあの人に勝てる気がしません!!」

アインハルト
「ノーヴェさん。唯子さんと当ったらどうしましょうか?あの不動拳の間合いは、断空拳の天敵になります」

ノーヴェ
「とりあえず師匠言うな・・・私も昔、舜と戦ったことがある。その時はチンク姉たちと一緒で四対一だったが・・・・・そんな私から言っとくことがある」


二人
「ゴクリ・・・」

ノーヴェ
「・・・・・・・あ、ダメだなんも浮かばねぇ。終わったわ」

二人
「(ガクガクブルブルガクガクブルブル)」



翼刀
「何やってんだあそこ?」

唯子
「凄い振動だけど・・・・・」



ノーヴェ
「二人とも・・・生きて帰ってこいよ!!!」

アインハルト
「もっと!!もっと修行を!!生き残ることのできる程の修行を!!(懇願)」

ノーヴェ
「骨は拾ってやる!!」

ヴィヴィオ
「ヴィヴィオ、骨も残らない気がします!!」


終劇


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