第五章 Over World
魔獣とオーズと八大コンボ
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たということか!!俺たちも負けられんぞ、五代!!」
各メダルに秘められた、生物の名が唱えられ、音声が空高く響き渡る。
そしてその力を身体に宿し、仮面ライダーオーズが並び立つ!!
《ガーッタガタガタギリッバ、ガタキリバ!!》
《ラッタラッター、ラットラ〜ッタ!!》
《サッゴーゾ・・・・サッゴーッゾ!!》
《タ〜ジャ〜ァドル〜!!》
《シャシャシャウタ、シャシャシャウタッ!!》
《プットッティラ〜ノザウルース!!》
《ブラカ〜〜ワニッ!!》
《ス ウ パ!!タトバ タ!ト!バ!!スーパー!!》
並び立つ、八大コンボ。
それこそ、まさに王's。
無限を越えて、さらなる先に存在する者
「「「「「「「「行くぞ!!」」」」」」」」」
全員が一斉に声をそろえて飛び出していく。
元が同じ人物だけあって、その連携はすでに完成形だ。
アッパーカットさながらに、スーパータトバがクローで魔獣の顎を下から掬い上げ、その前足が少し浮く。
更にラトラーターとガタキリバが頭上にまで駆け上り左右に別れ、そこから胴体を壁走りのように駆けて刃で体を引き裂いていく。
怒る魔獣だが、ブラカワニコンボのスライディングキック・ワーニングライドが蛇のように滑り、四肢を攻撃して動きを止める。
一瞬であっても身体が動かない事を煩わしく思ったのだろうか、魔獣の口内に炎の塊が集まり、それが発射された。
進行方向は街だ。このままでは直撃する。
しかしその眼前に立ちはだかるは、翼を纏った焔のコンボ。
ドォンッッ!!
ゴぉォォォおオオオオオオ!!!!
「オオオオオオオオ!!!」
空中でその炎弾をタジャドルコンボが受け止め、そのすべてを背の翼に吸収していく。
そしてその炎はクジャクの羽根のようなエネルギー・クジャクフェザーへと変換され、それが次々に放たれていき、魔獣の目をくらませた。
そうしている間に四肢が回復し、再び魔獣が進攻を開始する。
が
ズ、ズンッッ!!!
その足が止まった。
それどころか、若干押し戻されて後ろ脚が地面にめり込む。
「ギュぁぁアアアアアアアああ!!!?」
その現実に、ついに魔獣が咆哮を上げた。
魔獣からは見えない。
その前足は、サゴーゾとプトティラの二人によってがっしりと掴まれ、その進行を阻まれているということに!!
「「ゼェイヤァァッッ!!!」」
そして二人がその前足を上に向かって放り投げた。
無論、この巨体すべてが飛ぶわけではないが、前足だけは若干宙に浮く。
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