第五章 Over World
いきなり!!戦乱の予感!?
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いくその魔獣の背中には、青白い球体が一つ浮かんでいる。
この世界の魔獣とは、呪いを振りまくものだ。
存在するだけでも悪影響を及ぼす。
その背の上で、ミルヒオーレの所有するビスコッティ家に代々伝わる宝剣エクセリードが、その刀身が折られた状態ながらも所有者のみを守っているのだ。
この青白い球体はいわばバリアである。
そのせいで中ははっきり見えないものの、アクションがないところをみると気絶してしまっているようだ。
「ど、どうすれば・・・・!?」
「おい、どうしうわっ!!」
あまりにも巨大な体躯。
高さはゆうに五十メートルほど、背中を駆け抜ければ300メートルはありそうなその化け物にどうすればいいのかという不安と恐怖に震えてしまうシンクたち。
だが、その不安を弾き飛ばすかのようにシンクの持つビスコッティ家のもう一つの宝剣(彼は扱いやすいとして長棒の形にしている)パラディオンから光が伸びた。
それはミルヒオーレの方向へと伸びており、まるで助けに行こうと呼びかけているかのようだ。
「勇者!!」
「ああ、これは・・・姫様が、僕たちを待ってる!!!助けに行こう!!」
勇気を奮い起し、起ちあ上がるシンクたち。
だが魔獣の方は彼らに気を止めることもなく、その思い足音を響かせ進んで行く。
「まずいぞ!!あのままでは街に入る!!」
「どうにか止めないと!!」
勇者、駆ける。
囚われの姫を奪還せんとして。
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「さぁて、行くか!!」
「見えた!!あの方向には町がある。絶対に行かせられない!!」
「火野、手伝ってくれるか?」
「当然!!平和のために戦うんなら、ライダーも「EARTH」も助け合いでしょ!!」
「行くぞ!!「EARTH」、出陣!!」
「「「「「了解!!」」」」」
to be continued
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